本学産の米「東北大にひとめぼれ」生協で販売
https://ton-press.blogspot.com/2019/01/blog-post_28.html?m=0
本学の研究農場で栽培された米「東北大にひとめぼれ」が先月3〜14日に本学各キャンパスの生協で販売された。環境に配慮して作られたこの米の販売企画を立案したのは有志の学生ら。今回の販売プロジェクトに携わった成澤朋紀さん(農・4)は「環境に優しい米があることに関心を持ってほしい」と販売に込めた思いを語った。
「東北大にひとめぼれ」は、本学農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター(川渡フィールドセンター)で栽培された。冬の間にも田に水を張り、水鳥や小さな生物が生息しやすくする「ふゆみずたんぼ農法」を採用したことで、生物多様性の向上を図っている。また、農薬や化学肥料を使っていないため、人体に優しいこともアピールポイントの一つだ。
従来は業者や食堂に渡していたこの米を、生協で売り出そうと企画を立てたのは「復興農学」という授業を受け、「マイスター」認定を受けた有志の学生や社会人だ。2014年に販売を始めて以来、「東北大にひとめぼれ」として毎年販売している。昨年も学生や主婦、IT企業役員、福祉関係者など計17人で企画を進め、販売にこぎつけた。
17年は用意した600袋がすぐに完売したため、追加販売に踏み切った。この経験を踏まえ、800袋を売り出した昨年も完売。特に、地域の人が多く訪れる片平キャンパスと星陵キャンパスでの販売が好調で、農学部がある青葉山新キャンパスや1・2年生が通う川内北キャンパスでは学生に好評だった。プロジェクトメンバーの渡邊仁奈さん(農・2)は友人から購入したという話を受け、「自分たちの活動が実を結んだと感じ、うれしかった」と笑顔を浮かべた。
成澤さんと渡邊さんは今年以降も米の販売を継続し、さらに多くの人に知ってほしいと意気込み、その足掛かりとして、「復興農学」の受講を勧める。渡邊さんは「農学部の学生に限らず、多くの学生に授業を受けてみてほしい」と話す。「復興農学」は全学部の学生が受講できる。震災復興・環境問題と農林水産業を合わせて考える内容となっており、他大学の学生や社会人の受講生と共に学べるのが特徴だ。復興と農学を考える農学系コースとIT技術の農業への活用について学ぶ工学系コースがあり、同時受講も可能だ。興味を持った方は受講を検討してみてはいかがだろうか。
「復興農学」ホームページはこちら
「東北大にひとめぼれ」は、本学農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター(川渡フィールドセンター)で栽培された。冬の間にも田に水を張り、水鳥や小さな生物が生息しやすくする「ふゆみずたんぼ農法」を採用したことで、生物多様性の向上を図っている。また、農薬や化学肥料を使っていないため、人体に優しいこともアピールポイントの一つだ。
従来は業者や食堂に渡していたこの米を、生協で売り出そうと企画を立てたのは「復興農学」という授業を受け、「マイスター」認定を受けた有志の学生や社会人だ。2014年に販売を始めて以来、「東北大にひとめぼれ」として毎年販売している。昨年も学生や主婦、IT企業役員、福祉関係者など計17人で企画を進め、販売にこぎつけた。
17年は用意した600袋がすぐに完売したため、追加販売に踏み切った。この経験を踏まえ、800袋を売り出した昨年も完売。特に、地域の人が多く訪れる片平キャンパスと星陵キャンパスでの販売が好調で、農学部がある青葉山新キャンパスや1・2年生が通う川内北キャンパスでは学生に好評だった。プロジェクトメンバーの渡邊仁奈さん(農・2)は友人から購入したという話を受け、「自分たちの活動が実を結んだと感じ、うれしかった」と笑顔を浮かべた。
成澤さんと渡邊さんは今年以降も米の販売を継続し、さらに多くの人に知ってほしいと意気込み、その足掛かりとして、「復興農学」の受講を勧める。渡邊さんは「農学部の学生に限らず、多くの学生に授業を受けてみてほしい」と話す。「復興農学」は全学部の学生が受講できる。震災復興・環境問題と農林水産業を合わせて考える内容となっており、他大学の学生や社会人の受講生と共に学べるのが特徴だ。復興と農学を考える農学系コースとIT技術の農業への活用について学ぶ工学系コースがあり、同時受講も可能だ。興味を持った方は受講を検討してみてはいかがだろうか。
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