【速報】本学BCPレベル 2に引下げ まん延防止解除受け

　本学は11日、独自に策定しているBCP（新型コロナ行動方針）を、12日からレベル2に引き下げると公表した。課外活動や授業などへの制限は緩和されるが、対面での新歓活動については通知を待つように各団体に指示した。

　レベル3で「原則禁止」とされていた課外活動は、許可を得た場合に限り実施が可能。レベル3で許可されていたオンラインでの活動に加え、新たに個人練習も認められた。通常の活動の再開を希望する場合、学生支援課に活動内容や感染対策を記載した計画書の提出が必要となる。学生支援課は各種課外活動施設の開放について「予約とり纏（まと）め等の問題で、明日（12日）からの開放は難しい」と述べ、開放の日程が決まり次第周知すると説明した。対面での新歓活動は、「BCPレベルが1に引き下げられてから、もしくはBCPレベルが2でも宮城県の感染状況を考慮しながら行う」と各団体に通知している。

　授業への制限も緩和し、十分な感染防止対策を施した上で、対面とオンラインを併用した実施を予定。本学が主催する祭事・イベントへの制限は「原則オンライン」にとどまるが、「催事等の性質上対面式での実施を必要とするもの」は、部局長の許可によって対面での実施が容認された。

　本学は、宮城県へのまん延防止等重点措置が11日をもって解除されることを踏まえ、BCPレベルを引き下げるとする一方、「3密（密閉・密集・密接）の回避、特に会話時のマスクの着用、手洗いなどの個人の基本的な感染予防対策の徹底」を促す。学内での感染事例について、カラオケの行動履歴が多く見受けられるとも指摘した。