
【特別インタビュー】戦争も核もない人間社会を
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が、昨年ノーベル平和賞を受賞した。戦争を体験する人が年々減少してくる中、被ばく経験者はどのような歩みをたどり、どういった考えを持っているのか。これを知ることは学生にとって特に大きな意味を持つ。自身も長崎で被爆し、本学で長年研究者を務めた日...
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が、昨年ノーベル平和賞を受賞した。戦争を体験する人が年々減少してくる中、被ばく経験者はどのような歩みをたどり、どういった考えを持っているのか。これを知ることは学生にとって特に大きな意味を持つ。自身も長崎で被爆し、本学で長年研究者を務めた日...
昨年のノーベル平和賞に、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が選ばれた。ノーベル賞委員会は授賞理由として「核兵器のない世界の実現を目指して尽力し、核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて身をもって示してきたこと」を挙げた。 戦争終結から今年で80年。戦争を直...
今年9月に囲碁の主要国際戦、応氏杯世界選手権で優勝した一力遼さん。11月には名人を獲得し四冠に輝いた。囲碁棋士として活躍する傍らかつて大学に通い、現在は河北新報社の取締役も務める。「二刀流」とも称される一力さんに話を聞いた。 (聞き手は鈴木舞優、渡辺湘悟) いちりき...
「人生の岐路に立ったときは、南極に一番近い道を選びました」。本学理学部を経て本学大学院理学研究科博士課程を卒業後、国立極地研究所の特任研究員として第59次南極観測隊員に参加した山田恭平さん。現在は国立環境研究所の特別研究員として研究活動をする山田さんの、南極を目指した15年間と...
言葉から着想 映像化で表現 広告や本の表紙に個展と幅広く活動するイラストレーター・凪さん。本学女子学生入学110周年記念事業では、凪さんの描き下ろしイラストがグッズなどに採用されている。本学卒業生でもある彼女に、学生時代やイラストレーターという仕事について話を聞いた。 ...
先月1日、株式会社QuizKnockのCEOを務め、クイズプレーヤーとしても活躍する伊沢拓司氏が、本学グリーン未来創造機構の特任准教授に就任した。伊沢氏はSDGsなど社会的課題に関する活動を精力的に行っている。伊沢氏が学生時代に起業した経験も踏まえ、起業家教育に関しても協力...
本学の卒業生で、2月にデビュー作『貝に続く場所にて』で第165回芥川賞を受賞した、石沢麻依さんに話を聞いた。「書き続けたい」と話す石沢さんは、過去、現在、そしてこれからについて、自身の言葉で丁寧に語ってくれた。
2012年より約8年間内閣総理大臣を務め、日本をけん引してきた安倍晋三氏。安倍氏に大学生に向けてのお話を伺った。
政府による新型コロナウイルス感染症対策の中枢を担い、コロナ禍で日本の活路を見出だそうとする新型コロナウイルス感染症対策分科会(以下、分科会)。ウイルス感染症の専門家として分科会に籍を置き、新型コロナと社会の未来を見据える本学医学系研究科の押谷仁教授に話を聞いた。(取材は3月10...
「広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず」―仙台のご当地ソングとして多くの人に愛されており、JR仙台駅新幹線ホームの発車メロディとしてもなじみ深い「青葉城恋唄」。この曲を皮切りに、長年歌手として活躍し続けているさとう宗幸さんに、これまでの人生を振り返り、仙台への想いを語っていただいた...
今年で作家生活30年目を迎える、はやみねかおるさん。今年7月には諸シリーズのメインキャストが登場する『令夢の世界はスリップする』を刊行し、はやみねワールドの謎を解き明かすストーリーが幕を開けた。子どものみならず、大人でも夢中になる「赤い夢」を見せ続けるはやみねさんに話を伺...
仙台市や宮城県にゆかりのある近代文学に関する資料を収集・展示している仙台文学館。今年4月に新たに館長に就任した小説家の佐伯一麦さんに話を伺った。
河野太郎衆議院議員は、国家公安委員会委員長、外務大臣などの要職を歴任し、昨年9月から防衛大臣に就いている。2018年には、本学主催のSDGsシンポジウムで講演を行うなど、本学とのゆかりもある。河野大臣に、自身の経験を踏まえながら、大学生へ向けた話を伺った。
東京から横浜、羽田空港、三浦半島へと路線網を張り巡らせる大手私鉄の京浜急行電鉄(京急)。同社の原田一之社長(66)は本学法学部のOBだ。原田社長は、後輩となる新入生に対して「大学生活の中で人生を生き抜くための武器を身に付けてほしい」とエールを送った。
本学大学院情報科学研究科所属の篠原歩教授が、昨年度の全学教育貢献賞を受賞した。篠原教授は昨年度、初学者向けとしては本学で初めて、本格的な機械学習の授業「実践 機械学習」を開講。学務審議会はこれを、本学の方針であるAI・数理・データサイエンス教育の模範と評価した。今回は篠原先...
東北大学祭最終日の先月4日、編集者および実業家として活躍する箕輪厚介氏が、川内萩ホールで講演を行った。「これからの時代の働き方」と題した本講演では、本学学生からの質問に箕輪氏がフランクな語り口で回答していく形式がとられた。日本の仕事の展望や、働くことの意義について熱く語った...
「人生、一回だからね」。川上未映子さん(43)の言葉は切実だ。「生まれ、生きること」の価値と向き合い続ける作家が、先の見えない現代に生きる若者に、伝えたい思いを語った。「何がどう転ぶか分からない人生で、唯一自分の味方でいてくれるのは、その時に考え抜いてやったかという経験だけ。そ...