【秒撮】東北絆まつり

 　いつもより人のにぎわいを見せる「ぶらんど～む一番町商店街」には、季節外れの七夕飾りが飾られていた。

　仙台市中心地で先月8、9日の2日間の日程で、東北絆まつりが開催された。東北絆まつりは2016年まで実施されていた「東北六魂祭」の後継で、震災からの復興を願うイベントとして、毎年東北地方の6都市が持ち回りで開催している。開催地は昨年の青森市で一巡した。仙台市での開催は、2017年の第1回以来7年ぶり。

　毎年仙台では、旧暦を考慮した8月7日の前後3日間の日程で「仙台七夕まつり」が開催されている。そのため撮影日の6月には例年にはない、七夕飾りが見られたことになる。2日間の日程では、東北6都市の祭りのパレードや、仙台の「すずめ踊り」をはじめとする流し踊りが披露され、東北地方の各地域の祭りが仙台市に集結した。

　七夕飾りは今年8月の仙台七夕まつりでも見ることができる。なお、来年の東北絆まつりは、大阪・関西万博に出展する予定で、東北地方では開催されない。