昨年度卒業生の就職データを公開しました

文系4学部及び理系4研究科を今年3月に卒業した学生の就職先を公開しております。
それ以前3カ年分のデータもございますので、併せてご覧ください。
トップページ上部のガジェットや、ラベル「就職データ」からご覧いただけます。

第48回衆議院選挙に関するアンケートの結果を公表しています

東北大学学友会報道部では、10月22日の衆院選に際し、政治意識などを調査する目的でアンケートを実施しました。
その結果を特設ページで公開しております。こちらからどうぞ。
情報は随時更新いたします。

平成29年度東北大学基金課外活動奨励賞受賞

東北大学学友会報道部は、平成29年度東北大学基金課外活動奨励賞を受賞いたしました。
今年度は20団体が受賞しております。
今後とも学友会報道部をよろしくお願いいたします。

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【ネタ記事】英語禁止野球観戦 ~猛牛軍団(バッファローズ) 対 犬鷲軍団(イーグルス)~

 秋晴れの空が広がる9月下旬。部室で麻雀を打ち続けるだけの機械と化していた筆者は、部員Kから野球観戦に誘われた。その試合は楽天Koboスタジアム宮城で行われる東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックス・バファローズ戦。筆者は特にひいきの球団があるという訳ではないが、野球は大好きである。快くその誘いを承諾した。するとKは爽やかな笑みを浮かべながら筆者にこう言い放った。「ただし、英語は禁止ね」と……。
 



 「英語禁止ボウリング」という有名な企画をご存知だろうか。内容は字面通り、ボウリングをしている最中に英語の単語を使ってはいけない、というものである。あろうことかKは、そのルールを野球観戦に適用しようというのだ。
 
 もちろん「ストライク」「ボール」「アウト」などは禁止である上、楽天の正式名称を言おうものなら、「東北楽天黄金犬鷲軍団」としなければならない。野球をある程度知っている読者なら、この企画の難しさが容易に想像できるであろう。また罰として、英単語を発した回数が一番多かった人は、一番少なかった人のチケット代を払わねばならない。
 
 この企画に参加したのは筆者と部員K、Tの3人。KとTは文学部ということで余裕の表情である。しかしながらこの2人、筆者ほどには野球に詳しくない。この企画で試されるのは、英語由来の野球用語をいかに日本語で表せるかである。野球知識が物を言うのだ。筆者は試合が始まる前から勝利を確信し、くつくつと笑いながら球場へ向かった。
 
 球場内のライト側座席に着いた。英語禁止ルールは試合開始と同時に発動されることとなっている。3人に少しの緊張が走ったのも束の間、13時丁度に3人の戦いの火蓋が切って落とされた。
 
 一回表・オリックスの攻撃は楽天のエース則本が三者凡退に抑える。一回裏・楽天の攻撃は1番西田が先頭打者本塁打で1対0。思わず「ホームランや!」と叫びそうになるのをこらえる。2番藤田が死球。3番ペーニャが四球。4番ウィーラーが犠飛でさらに1点追加。このあたりで「フォアボール」や「犠牲フライ」と発してしまうほど筆者はヤワではない。その後も「ストライク」は「よし」、「ボール」は「だめ」という風に工夫したり、「カーブ」「シュート」などは一括りに「変化球」と呼んだりと、あの手この手で英語を回避していく。やはりこの企画楽勝である。そう思った矢先であった。「もう2対0かあ」。何気なく言った筆者の一言をTは見逃さなかった。「はいダメ! 1失点ね」。「!?」筆者は困惑したが、すぐに理解した。「ゼロ」は英語であると……。
 
 先取点に喜ぶ楽天ファンの中で一人頭を抱える筆者。気持ちを入れ替えよう。この企画、一筋縄ではいかない。もう二度と英語を使うまい。そう心に誓ったのだが……。
 
 三回表、筆者は写真を撮ろうとして「カメラ」を連呼。連続3失点。五回裏に筆者が「ホームランバッター」と発し「ホームラン」「バッター」の2語で2失点。六回表には筆者とT、一塁線際どい当たりを2人で「ファール!」と叫び互いに1失点。これ以降も次から次へと失点を重ねてしまう。
 
 終わってみれば筆者が33失点、Kが12失点、Tが5失点という結果であった。笑ってしまうほどの完敗である。言い訳をするとすれば、この企画、もちろん口数が少ない方が勝ちやすいというのは言うまでもないが、野球に詳しい者の方が英語を発してしまうという傾向があるようだ。罰によって軽くなった財布を見つめながら思う。「この日本という国にはなんと英語が溢れていることか!」。英語の利便性を噛みしめながら、とぼとぼと帰途に就いた。
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