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【さぁくるどうでしょう】③-戦史研究会

 ある日の放課後。食堂の一角で、少し変わった会話が繰り広げられている。耳を傾けると「朝廷」「蝦夷」など、記憶の片隅にある歴史用語が飛び交う。それもそのはず。会話主は「戦史研究会(戦史研)」のメンバー。昨年4月に結成されたばかりの歴史研究サークルだ。



 この日行われたのは、メンバーによる個人発表。永野聖人(経・4)さんは古代東北で起こった「巣伏の戦い」をテーマに、律令国家による東北支配の一面を明らかにしていく。2時間に及ぶ発表に、メンバーは真剣な眼差しを送る。参考文献は数十冊。論文を含めれば大量の資料を参照したが、「調べていて楽しかった」と永野さんは語る。

 戦史研の基本的な活動は、テーマを決めて持ち回りで個人発表を行うこと。テーマの古今東西は問わず、これまでに「批判地政学」「古代ギリシャにおけるファランクス戦術」といった研究を行ってきた。

 メンバーは文理を問わず様々なバックグラウンドを持つ。個々の得意分野の違いや知識の差こそあれ、「歴史が好き」というのはみな同じ。永野さんは戦史研の魅力について「研究発表を通して、メンバー全員で学ぶという姿勢を持っていること」と話す。好きな歴史を趣味に留めることなく、より知識を深めていくことがモットーだ。

 戦史研は只今新入部員を募集中。広報担当の天野誠人さん(法・2)によれば、「歴史に興味がある人ならば、誰でも歓迎」とのこと。

 戦史研、どうでしょう。
 新歓用アドレスはUniTohokuMikiResearch@yahoo.co.jp
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