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マスク着用状況 アンケート調査実施

 本学では、先月からマスクの着用が個人の判断に任されるようになった。そこで本紙は、キャンパス内でのマスク着用状況について、川内北キャンパスにて街頭アンケートを実施した。



川内北キャンパスにおいて実施した、
キャンパス内でのマスク着用度アンケートの結果



 アンケートは、前期の授業が開始した先月10日から14日にかけて実施。本学学生85人から回答を得た。アンケートを分析した結果、常にマスクを着用している人が過半数ながらも、基本的には着けていないという人や、状況によっては外しているという人も一定数いることが、調査結果により明らかになった。




 選択肢は、「いつも着けている」「いつも着けていない」「時と場合による」の三つ。「時と場合による」を選んだ人には、どのような条件でマスクを着用、もしくは外すのかについて詳しく聞いた。




 「いつも着けている」と回答したのは、全体の約62%にあたる53人。他の選択肢に2倍以上の差をつけ、最も多く票を集めた。着用が自由になった今でも、過半数がマスクの着用を続けていることが分かった。




 「いつも着けていない」と回答したのは、全体の11%にあたる9人であった。割合としては少ないものの、昨年度と比べると一定数いることが分かる。「いつも着けていない」を選んだ人の中には、「着用が自由になったことを広めたい」と積極的に投票しにきた人もいた。






 そして全体の27%にあたる23人は「時と場合による」と回答した。同群の回答者数は「いつも着けていない」人よりも多く、5類への移行に際してマスクの着用をやめる人よりも、段階的に外していく人の方が多いという結果になった。




 また、「時と場合による」を選んだ人は大きく、普段着けているが場合によっては外す人と、普段外しているが場合によっては着ける人の2パターンに分けられる。普段は着けている人では「屋外では外す」「外で、暑いと思ったら外す」という意見が多かった。「これからの季節は暑くなるから、だんだん着けなくなっていくと思う」と話す人もいた。




 体育会系の部活動に所属している人の中では、「部活中は外す」という人が多かった。また、文化系の部活やサークルに所属していても、「部室では、知り合いしかいないため着用していない」と言う人もいた。




 普段は着けていない人の中には、「周りを見て、ほとんどがマスクを着けていたら自分も着ける」という人が多かった。「授業中はマスクを着ける」と話す人も数名いた。




 また、周囲のマスク着用状況に合わせて、自身がマスクを着けるか外すかを決める傾向が強く見られた。 

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