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【新入生向け2020】明日から使える! とんぺー語録を覚えよう

 「とんぺー」「きち」「ディズスト」―。これらは東北大でよく使われる単語、通称とんぺー語だ。「東北大デビュー」の準備として、これからその意味を教えよう。


 「とんぺー」とは東北大のこと。なぜとんぺーなのか。日本の大学には略称があるところが多い。東京大なら「東大」、北海道大なら「北大」が略称だ。ところが東北大である。どう略そうにも東京大と北海道大と被ってしまう。そこでひねり出されたのが、とんぺーである。東を「トン」、北を「ペー」と呼ぶ麻雀からとられたとする説が有力だ。麻雀は多くの大学生に親しまれている遊びである。とんぺーは、日常会話の中でよく使われるので覚えておこう。

 「きち」。思わず耳を疑うかもしれないこの単語の正体は「工学部機械知能・航空工学科」の略称「機知」だ。工学部の学科はこのほか①電気情報物理工学科=情物(成仏ではない)②化学・バイオ工学科=化バイ③材料化学総合学科=材料またはマテ(マテとは材料の英訳・マテリアルから)④建築・社会環境工学科=建築―といった具合に略称がつけられている。

 理学部も学科ごとに①数学科=理数②物理系=理物③化学科=理化(りばけ)④生物学科=理生(りなま)⑤地球科学系=理球(りたま)―と略称がある。覚えておくと会話がスムーズに進むかもしれない。

 さらに、学部ごとにも非公式の「愛称」がある。例えば文学部は「遊ぶん学部」、経済学部なら「パラダイス経済(略してパラ経)」。いずれも決して遊んでばかりいるわけではないし、単位取得が容易でパラダイスな日々を送れるわけではない。イメージだけで付けられた迷惑な「愛称」だが、ある程度学内で浸透している。他の学部にも「愛称」があるが、ここで紹介するにはふさわしくないものもあることから割愛する。今後、大学生活を送る中で確認してほしい。

 東北大で生活する上で必要な知識として、もう一つ押さえておくと良いのが「ディズスト」だ。4(あるいは6)年間で多く聞くことになるこの言葉の意味は「ディズニーストア 仙台東映プラザ店」のこと。仙台市内には、北から定禅寺通、広瀬通、青葉通の3本のメインストリートが東西に走る。3本の通りを南北に貫く商店街と広瀬通が交差するところにディズストはある。繁華街へのアクセスが良いため、しばしば集合場所として指定される。新歓時期を含めて何度もお世話になる場所だから、すぐに覚えられるだろう。

 このほか、集合場所として使われることが多いのは「ステグラ前」。JR仙台駅2階の大きな時計の向かいにあるステンドグラスの前のことだ。仙台駅に降り立ったときに場所を確認しておくと良いだろう。

 まだまだ「とんぺー語」は存在するが、スペースの都合上、これくらいの紹介にとどめておきたい。あなたが「東北大生」としてのスタートダッシュを決められることを願っている。
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