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【秒撮】ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所

 仙台駅から車を西に走らせ約30分、国道沿いの緑深い森の中にひっそりとたたずむ赤レンガ調の建物がある。ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所だ。







 建設されたのは1969年。ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝は、広瀬川と新川川という二つの清流に挟まれたこの地の水質を絶賛。北海道の余市蒸留所に続く、国内二つ目の蒸留所を造ることを即断したという。現在では年間約500万リットルのウイスキーがここで製造される。一方、仙台市西部の観光拠点でもある。年間来場者は約20万人。目玉は無料の工場見学ツアーだ。ガイドと施設を回り、製造過程や蒸留所の歴史に触れることができる。



 ニッカウヰスキーの震災復興事業においても、この蒸留所の存在は欠かせない。「希望の大麦プロジェクト」は、震災で被害を受けた東松島市で収穫された大麦の商品化を通して復興を後押しする計画だ。昨年2月には当施設でもこの大麦を使ったウイスキー製造が始まった。建設から約50年、仙台、そして全国へ、緑あふれる峡谷で今日もウイスキー造りは続く。


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