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27年度より 国家公務員試験前倒し 民間企業との併願柔軟に


 人事院は3月、2027年春の国家公務員採用試験について、日程を例年より前倒しすると発表した。


 日程前倒しについて、本学キャリア支援室の門間由記子さんは「試験の早期化によって、試験勉強のスタートも早くなる。大学での勉強や部活動、サークル活動に打ち込む時期に試験勉強が重なり、学生生活の充実にはスケジュール管理が一層重要になる」と指摘する。


 一方、試験の早期終了によって就職活動全体のスケジュールに余裕が生まれ、民間企業との併願や進路選択を柔軟に行いやすくなるという点ではプラスの影響も期待される。


 門間さんは「これまで、民間企業の選考のピークと公務員試験が重なることから併願が難しかったが、時間的余裕が生まれることで併願しやすくなる可能性がある。また、周囲が就職を決めていく中で生じていたモチベーション維持の難しさも解消される可能性がある」との見方を示した。


 「公務員志望者に限らず、自分の第一志望がどこなのかをよく考え、入念に準備して狙い撃ちするのも一つの戦略」と門間さんは述べた。


 門間さんは本学学生に向け「早い段階から就活を意識し、精神的に追い詰められてしまう人もいる。キャリア支援室では、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ専門家に個別相談することができる。一人で悩むのではなく、知識の豊富な専門家に頼ってほしい」と呼び掛けた。


 なお、キャリア支援室は毎年2月、公務員志望の学生に向けて「公務員・教員・独立行政法人等業務説明会」を開催している。対象は全学年で、対面開催。26年は宮城県庁や仙台市教育委員会、主要省庁など38の団体が参加し、それぞれの団体職員から詳しい説明を受けられた。


 また通年で、公務員の働き方について、オンデマンド動画を配信している。そのほか、志望職種にかかわらず、個別相談を行うこともできる。

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