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県考古学会設立20年 ~10年の歩みと展望語る~

 「宮城県の考古学―この10年の歩みと展望―」が先月13日に、本学文系総合講義棟で開催された。宮城県の考古学についての発表会のほか、ポスターセッションや資料展示も行われた。




 本イベントは宮城県考古学会の設立20周年を記念して開催された。今回の発表会では同会のこれまでの10年間の歩みを時代区分ごとに振り返り、次の10年の礎とすることを目的として行われた。

 まずは、宮城県考古学会がどのような経緯から設立されたのかについて、「宮城県考古学会設立への歩み」として同会会員の白鳥良一氏の記念講演で幕を開けた。宮城県では、考古学会の設立が東北各県の中で最も遅かった。そんな中、1991年に宮城県で日本考古学協会宮城・仙台大会の開催が決定した。この大会を成功させるために宮城、仙台の考古学研究者たちが団結。開催された宮城・仙台大会は一般の参加者が多く訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた。

 大会の成功をきっかけとして県内で考古学機運が高まり、宮城県での考古学会の設立に向けての動きが始まった。その後、宮城県考古学会が1998年の5月17日に設立され、宮城県内の考古学研究がさらに進むことになった。

 その後は県考古学会のこの10年間の歩みを時代ごとに分けて紹介する講演が行われ、県考古学会の成果が発表された。他にも資料展示やポスターセッションによる討論も行われ、宮城県の考古学がさらに活発になることを予感させるイベントになった。
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