【ネタ記事】渇きと戦え! うまい棒ファイトクラブ
https://ton-press.blogspot.com/2014/11/blog-post_14.html

参加したのは部員M、部員U、部員T、そして筆者の4人。そして4人の眼前に聳えるのは120本のうまい棒の山。
味はピザ、サラミ、たこ焼き、コーンポタージュの4種類だ。ルールは簡単。4人でうまい棒120本を食べきり、一番多く食べた人の勝利である。水分補給は原則禁止であるが、食べたうまい棒の本数を1本減らすことでコップ1杯のお茶を飲むことが許される。
目の前のうまい棒の山を見て「いや、これ食べきるの無理じゃね?」と内心弱気になる筆者であったが、食べなくては報道部員の名が廃る。覚悟を決めると共に、うまい棒ファイトクラブの火蓋が切って落とされた。

そしてここで、部員Mがある作戦をとる。味のまろやかなコーンポタージュ味だけを狙って食べ始めたのだ。「それは卑怯だ!」と誰もが思いながらも、我先にとコーンポタージュ味を食べていくと一瞬でなくなり、残されたのは三種類。しかし食べた本数は全体の半分を超えた程度。望みが絶たれると書いて「絶望」という熟語ができる理由がよく分かった気がする。
後半戦に入り、今度は部員Uが動きを見せる。お茶を要求したのだ。他の部員が水分補給をしない中で、うまい棒1本の減算と引き換えにお茶を飲んだ部員Uは食べるペースを上げ、他の部員が追加で買ってきたうまい棒も食べ尽くしてしまった。
結果として後半に水分補給をした部員Uが40本からお茶の1本を引いた39本を記録して優勝した。部員Uには優勝商品としてうまい棒30本が進呈された。用意した自分が言うのも変だが、正直うまい棒はもう食べたくないので、優勝賞品を部員Uに押し付けられたのは非常に助かった。 こうしてうまい棒ファイトクラブに幕が下りた。当分うまい棒は食べたくないと思いながら、乾いた口を水で潤す筆者であった。