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【七大戦】体操競技9月12日から ~全力尽くし上位目指す~

 「がんば」。周囲のかけ声に、演者がしなやかな倒立で応じる。学友会体操部の練習風景だ。



 七大戦体操競技が9月12日から13日にかけて、仙台市体育館で行われる。競技種目として、男子には床・鞍馬・吊り輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目が、女子には跳馬・段違い平行棒・平均台・床の4種目が課される。

 普段の練習は週に4回、うち2回は学生のみで行っている。主将の中島治樹さん(工・4)は「人によって合う種目は違います。互いに得意な種目を教え合うことで、苦手な種目を補っています」と話す。学年の上下に遠慮することなく、積極的に気になるところを指摘し合うという。

 部の強みは床と跳馬だ。初心者・経験者関係なく全体的に安定している。また注目選手として挙げられるのが善永徹さん(工・3)。大学入学前から体操を経験しており、今年度の全日本学生体操競技選手権大会へ出場するほどの実力だ。中島さんは「床や跳馬に限らず、あらゆる種目で頼りになる選手です」と期待を寄せる。

 部は最近上り調子で、七大戦でも7位から4位、3位と着実に好成績を掴み取っている。これにより部員それぞれが自信を持ち、苦手種目を克服してさらに力をつけようという意識が高まっているという。「でも実力が上がってきているのは他の大学も同じ。気が抜けません」と中島さん。七大戦は4年生にとって最後の大会となるだけに、かける意気込みは強い。

 体操競技において、メンタルは非常に重要だという。種目の一つひとつが独立しているため、たとえ一つ失敗してもその後どう励ましあい、臨むことができるかによって結果が変わるからだ。特に団体戦では、前の演者からの流れの受け渡し方で生まれるドラマは大きく違う。中島さんは「全力で声をかけ合って後輩をバックアップし、自分の力も出し切る大会にしたい」と語った。
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