【告知】模擬裁 萩ホールで公演 ~介護殺人事件をテーマに~
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法学部の自主ゼミである模擬裁判実行委員会(模擬裁)主催の第65回公演「てのひら―介護殺人事件をめぐって―」が、11月12 日、13日に川内萩ホールで行われる。認知症の母とその介護をする息子の物語を描いた裁判劇。委員長の藤原研吾さん(法・3)、シナリオ主任の進藤大さん(同)に話を伺った。
一昨年は民事事件、昨年は少年事件を題材として公演を行ったことを受け、今年は3年ぶりに刑事事件を扱うことになった。その中で、判例が十分あり一般の人がイメージしやすい介護殺人事件を劇にすることになった。
模擬裁は法学部生としての視点から、一般の人が理解しやすい演劇という形を取って、法律について興味を持ってもらうことを理念として活動している。より分かりやすくするために、なるべく簡単な言葉を使ったり、セリフだけでは理解しづらいことは舞台の端にスライドを設置して補足したりするなど工夫している。
役を演じるのは1年生の委員。そのほとんどは演技経験がないため、5、6月は簡単な演技の練習から始めている。そして、9月からの本格的な練習を通して劇として形にしていくという。今年の1年生は演技に対し積極的で、常に次の練習でどのようにしたいか話し合うなど自主的な姿勢が見られた。
会場の川内萩ホールは1200人を収容する広さがあり、出演者の声が観客に届きづらい。そのため、まずは観客が言葉を聞き取れるようにすることを第一の目標としている。声の通りをよくするために、各シーンの練習と並行して腹式呼吸やボイストレーニングを行っているという。その結果、最初は声がよく出ていなかった人も声が通るようになった。それに加えて、現在は滑舌の改善にも取り組んでいるという。
藤原さんは「社会問題や、裁判は普段の生活とは遠く感じられますが、公演を見た後、舞台だけで完結するのではなく、次にニュースを見た時などに公演で見たことを思い出してもらえたら嬉しい」と話した。
入場料は前売り300円、当日400円。公演チケットは委員から購入するほか、模擬裁ホームページから予約することができる。
一昨年は民事事件、昨年は少年事件を題材として公演を行ったことを受け、今年は3年ぶりに刑事事件を扱うことになった。その中で、判例が十分あり一般の人がイメージしやすい介護殺人事件を劇にすることになった。
模擬裁は法学部生としての視点から、一般の人が理解しやすい演劇という形を取って、法律について興味を持ってもらうことを理念として活動している。より分かりやすくするために、なるべく簡単な言葉を使ったり、セリフだけでは理解しづらいことは舞台の端にスライドを設置して補足したりするなど工夫している。
役を演じるのは1年生の委員。そのほとんどは演技経験がないため、5、6月は簡単な演技の練習から始めている。そして、9月からの本格的な練習を通して劇として形にしていくという。今年の1年生は演技に対し積極的で、常に次の練習でどのようにしたいか話し合うなど自主的な姿勢が見られた。
会場の川内萩ホールは1200人を収容する広さがあり、出演者の声が観客に届きづらい。そのため、まずは観客が言葉を聞き取れるようにすることを第一の目標としている。声の通りをよくするために、各シーンの練習と並行して腹式呼吸やボイストレーニングを行っているという。その結果、最初は声がよく出ていなかった人も声が通るようになった。それに加えて、現在は滑舌の改善にも取り組んでいるという。
藤原さんは「社会問題や、裁判は普段の生活とは遠く感じられますが、公演を見た後、舞台だけで完結するのではなく、次にニュースを見た時などに公演で見たことを思い出してもらえたら嬉しい」と話した。
入場料は前売り300円、当日400円。公演チケットは委員から購入するほか、模擬裁ホームページから予約することができる。