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【七大戦2020】学友会スケート部 ~アプリ活用など柔軟に対応~

 学友会スケート部は、12月に開催される七大戦のアイスホッケー競技に毎年出場している。しかし、今年度の七大戦は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決定された。今回は、七大戦の中止を聞いた際の心境やコロナ禍での練習の様子などについて、主将の大沼健太さん(経・4)に話を伺った。


 大会の中止を聞いた時には、やはりショックを受けたという大沼さん。また、4年生は、例年七大戦を節目に引退していたところを今年はどうするのかについて判断を迫られた。しかし、「今引退しても後輩たちのためにならないと思い、活動を継続することにした。今は4年生全員が、後輩たちに教えることに一生懸命取り組んでいる」と話した。


 同部では、仙台市泉区にあるアイスリンク仙台で氷上練習を、川内キャンパスの多目的ホールで陸上練習を週2回ずつ行っていた。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の流行により、3月末頃からこれらの練習ができなくなった。その後しばらくは、部員各自で自主的なトレーニングを行なっていたが、「皆でやった方がモチベーションも高まるのではないか」という声が上がり、5月頃からオンライントレーニングを始めた。オンライントレーニングは、週3回、1時間程度、Zoomを用いて実施された。その日の担当者に選ばれた部員がYouTubeで探してきたトレーニング動画を、皆で見ながら行う。大沼さんは、「練習場所まで移動する必要がないのが良い。基本的にはカメラをつけて行ったが、自分の部屋を見せることに恥ずかしさを感じる人はカメラをオフにして参加することも可能にするなど、柔軟に対応できた」と語った。


 また、ミーティングもオンラインで行った。戦術について、プロや他大学の良いプレーシーンを部員各自で事前に見て、意見交換をした。このようにオンラインで七大戦に向けて精力的に活動していたところに、大会中止の知らせが届いた。


 現在は氷上での練習も再開され、リンクでの検温や消毒などの感染防止対策を講じた上で練習に取り組んでいる。また、以前は練習前に集まってその日の練習メニューを説明していたのを、現在はアプリで事前に共有するように変更するなど、コロナ禍での新しい練習の形を積極的に模索している。大沼さんは、「久しぶりに氷上で練習して、アイスホッケーの楽しさを改めて実感した。コロナ禍で感じた『プレーできることのありがたさ』を忘れずに、これからも練習に励みたい」と笑顔を見せた。

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