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【ニュース】文芸部 学友会登録団体に

 4月13日、学友会文化部登録団体の一つとして文芸部が新たに追加された。書類審査を経て、本学学生生活専門委員会で承認を得た。2005年度以降16年間活動実績がなかったことを理由に、昨年廃部となった学友会文化部正規団体の文芸部と、今回新たに追加された登録団体の文芸部は別団体。一度廃部になった団体と同じ名称を掲げる団体が、再び学友会に所属するのは今回が初。



 登録団体の文芸部は19年5月に、当時学部1年生だった山口侑平さん(文・4)をはじめ11名の部員により創設された。山口さんは文芸部を再創部したきっかけを「文章創作に興味があったことに加えて、創部当時は入学して間もない時期で、自分の居場所が欲しかった」と語った。


取材に応える旧代表の山口さん(左)と
新代表の畠山さん(右)



 先月時点で、文芸部には38名の部員が在籍している。現在の活動は、文章やイラストなどの作品を配信するウェブサイト「note」への文章作品の投稿や、大学祭に出展予定の作品集に載せる作品の創作など、品評会や読書会という活動よりも文章創作に重きを置いている。



 文芸部が学友会に再度所属できた理由として山口さんは、「一つは(登録団体の)文芸部の創設当初から3年間、コロナ禍でも活動を続けられたこと。もう一つは創作活動を重視する点で、他の文芸サークルとの差異があることが理由だと思います」と述べた。新代表の畠山竜迅さん(工・2)は昨年文芸部に入部した後、学友会への再所属を目指して動く山口さんら先輩部員の姿を見て、感銘を受けたという。



「去年はなかなか活動に参加できなかったのですが、文芸部のLINEグループでのやり取りを見ると、学友会再所属への道筋を歩んでいるのを感じました。山口さんをはじめとする先輩部員の方々が頑張っている姿は、まるで一つの物語を見ているようでした」



 今後の文芸部の活動について山口さんは、「文学レジデンシ―(作家が一堂に会し創作に取り組むイベント)や学内で文章作品のコンペティションなどを実施したい」と、より大規模な創作活動への意欲を見せた。新代表の畠山さんは、山口さんが挙げた企画に加えて「ただ作品を創作するだけなら個人でもできるので、団体だからこそできる創作活動を行いたいです。また創部から年数が浅く、組織運営が不十分な部分もあるので、部としての体制を整えていきたいです」と、文芸部という団体としてできることへの挑戦と、より強固な組織体制の構築を目指す意志を語った。 

ニュース 8119063206982541542
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