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【サークル活動】本学サークル 文武で活躍 ~東北大学ストリートダンスサークル WHO 構成力で獲った日本一~

 学生ストリートダンスの全国大会「Japan Dancer's Championship」が2月20日にZepp ダイバーシティ東京(東京都江東区)で行われ、「東北大学ストリートダンスサークルWHO」が優勝した。関東圏以外の大学が優勝するのは史上初。本大会は3年ぶりの全国開催で、42チーム・約2千人が参加した。



大会でのパフォーマンス(WHO提供)



 全国優勝に対する反応は「驚き」が一番大きかったと、代表の田中温陽はるひさん(文・3)は語る。「大会から2カ月(取材当時)経った今でも、優勝した事実に驚いている。正直、予想外だった。しかし驚きと同じくらい、優勝した実感も大きい」と感想を話した。




 3年ぶりの出場のため、本大会のノウハウが残っておらず、出場するか否かの話から始まったと、田中さんは振り返る。自分たちがノウハウを残し、今後も出場し続けられるように、今大会への参加を決めた。さらに、選抜メンバー全員で見据える先を高く持つために、ただ出場するだけではなく、全国優勝を目標に設定した。達成のために、パフォーマンスの構成を東北大学祭用のものから、今大会のために作り変えた。予選の1カ月前というかなり遅い時期から、ダンスの練習が始まったが、その分猛特訓を重ねた。




 同団体が披露するダンスのジャンルは、HIPHOP、BREAK、POP、LOCK、JAZZ、HOUSEの六つ。個々のダンススキルについては、関東圏の大学が秀でている。同団体では、スキルの差を各ジャンルの構成や、全体を通した見せ方などでカバーすることにこだわったと、総指揮を務めた松野礼依れいさん(文・3)は語る。




 全国大会でのベストパフォーマンスとして田中さんは、メンバー2人を踏みつけ、ジャンプで登場するLOCKの演出を挙げた。天井の高い場所が必須で、練習回数は少なかった。当日まで不安だったが、本番ではきれいに跳べたと語る。松野さんは、リーダーを務めるJAZZのパフォーマンス全体を挙げた。決勝での振りと覇気のある表情のそろいざまが、一番良かったと振り返る。




 ストリートダンスを大学から始めたという田中さん。「初心者でも練習すれば踊れるようになる。大学から始めた自分でも、日本一になれた」と、ストリートダンスの魅力を語った。次の大会に向けて松野さんは「総指揮の立場としては、来年はより組織化して仕事を分担したい。個人的には優勝にとらわれず、素直に大会を楽しみたい」と話した。



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