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【受験生応援号2024】浪人生 不合格体験記 学割ない不遇な時期 でも「浪人してよかった」

  現役では東北大学に不合格となり、一浪して、リベンジ合格を果たしたAさん(工・1)、Bさん(工・1)に話を聞いた。浪人生のリアルに迫る。



―浪人した理由は

A 後期で合格した大学に入学した自分を想像したときに、学問やさまざまな活動に打ち込める自信がなかったからです。

B 東北大学以外は考えていなかったため、他の大学には出願していませんでした。



―どのような浪人生活を送っていたか

A 地元を離れて仙台の河合塾に通っていました。河合塾指定の寮で生活していました。

B 朝8時半から予備校で勉強を開始して、昼に1時間休憩を挟み、夜8時まで勉強して、帰って寝るという生活を送っていました。



―浪人生不遇エピソードは

A 勉強の息抜きにカラオケに入ったら、学割が使えませんでした。



―リベンジ合格を果たした一番の要因は何だと思うか

A 不安と向き合い、慎重にゼロから知識を積み重ねていったことだと思います。「この理解で本当に大丈夫か」を自問することが非常に大切だと思います。

B 浪人して、もう後戻りできなくなってしまったことからのプレッシャーと、親のサポートのおかげだと思います。



―浪人生活で励みになった言葉や格言はあるか

A 「一度『絶望』を知ってゼロになる浪人生、捨てたもんじゃない」現代文講師が語る挫折と蹉跌のススメ(三浦武著、講談社現代新書)という記事です。



―浪人して良かったと思うか、後悔しているか

A 今はして良かったと心から思っています。自分の望んだ進路を実現できたことに加えて、一つの目標に向かって全力で打ち込めた経験が今の自分の糧になっています。

B 逃げずに頑張る力がつき、1年間努力し続けたことが実った成功体験から自己肯定感が上がったので、浪人して良かったと思っています。



―浪人時代の思い出や青春は

A ハロウィン当時の勉強記録アプリの一言。=写真=仙台駅前で、警察が集まるほどの騒ぎが起きているのを見て、寮に帰宅したときの心の叫びです。




―大学生になった今、受験を間近に控えた浪人生に伝えたいことは

A 春から今まで、合格という結果だけを求めて勉強に打ち込んできたことと思います。受験が全て終わるその瞬間までは、どうかその志を忘れないでください。誰しもが良い結末を迎えられるとは限りませんが、今この瞬間の弛まぬ努力によって、その尊い志によって、この1年を実りあるものにすることは誰しもができることです。皆さんが全力を尽くせるよう祈念しております。

B 本番自分が大失敗して、実力が出せないとしても受かるくらい、余裕のある学力を身に付けていれば大丈夫です。今までやってきたことを信じて頑張りましょう!

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