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記念号発行に際して 時代と共に重ねた紙齢

 我々が発行している東北大学新聞は4月号で第500号となる。これを祝し、これまでの歴代編集長からの東北大学新聞が記念すべき500号を迎えることへと東北大学新聞の読者へのコメントを掲載する。



【第56期中田哲哉さん】

500号の発行おめでとうございます。1966年の創刊から現在まで、その時々の学生や読者に学内外の情報を発信する媒体として続いており、東日本大震災やコロナ禍といった未曽有の事態にも対応してきたOB・OGや現部員の皆様の努力に尊敬の念を禁じえません。私たちの代もその歴史の一部になれたことは光栄で、今後も陰ながら応援していきます。読者の皆様におかれましては、新聞を手に取り読んでいただけることが最大の応援です。今後も読者の皆様が楽しめる新聞づくりを後輩たちが続けていきますので、東北大学新聞が今後も末永く活動できますよう、ご支援のほどよろしくお願いいたします。



【第59期石川拓音さん】

私たち世代の報道部の在籍期間は2年半程度。たったそれだけの期間なのに、本当にたくさんの人に話を聞きに行ったなあと今でも思います。500号ともなると、紙面にはどれぐらいの人が登場して、どれぐらいの記者がその言葉を記していったのでしょうか。人々の来し方行く末に、深く感じ入っています。読者の皆様には、ぜひ学生のチャレンジを温かく見守っていただければと思います。



【第60期原中翔輝さん】

500号も発行を継続するのは、歴代の報道部員、私が引退した後も発行を続けてくれた報道部の後輩の皆さん、そして創刊以来、取材や発行に携わった全ての方の協力なしにはなしえなかったことです。編集長を務めた者の1人として、感謝の気持ちでいっぱいです。読者の皆さまには、ここまで東北大学新聞ならびに学友会報道部を支えてくださりありがとうございます。目を通し、ときに叱咤激励いただく皆さまがいなければ、500という紙齢を重ねることはできませんでした。今後ともぜひご愛読いただき、東北大生を後押ししていただきますようお願いします。



【第61期小松士恩さん】

私がまだ報道部にいた頃、バックナンバーを見返すたびに、顔も名前も知らない諸先輩方の足跡を感じるような感覚を抱いていました。数年が経った今、自分自身がその歴史の一部になっていることに、驚きとともに懐かしさを覚えます。同じ東北大学新聞の名前の下で、さまざまな部員たちが作り続けてきたバックナンバーを並べてみると、記事の一字一句やレイアウトの細部に至るまで、その時代ごとの息吹がはっきりと感じられるのではないでしょうか。東北大学新聞が500号という大きな節目を迎えるこの機会に、歴代の部員たちがどのような思いを紙面に込め、その変化を通じて何を表現しようとしてきたのかを想像してみると、意外な発見や新たな視点があると思います。読者の皆様には、本紙を手に取っていただけるだけでも大変ありがたく存じますが、ぜひさらに一歩踏み込んでいただきたいです。紙面の裏側に込められた部員たちの思いにも思いを馳せていただければ、より一層、東北大学新聞を楽しんでいただけるのではないでしょうか。



【第62期藤井千尋さん】

500号おめでとうございます。1966年の創刊以降、1号ずつ積み重ねてきた歴史に自分たちが発行した新聞も加わっていると思うと感慨深いです。学内の出来事、部活動の成績や研究の成果、記者コラムなど、これからも多方面から東北大学の「今」を取り上げ続けてほしいです。そして読者のみなさん、本当にありがとうございます。読者のみなさんがいるからこそ東北大学新聞は存在しています。部員のみなさんには、読者目線を忘れず、次は1000号を目指してまた1号ずつ積み上げていってほしいです。



【第64期鈴木舞優さん】

500号、本当におめでとうございます。私たち64期が引退したのは497号、500号目前でした。欲を言えば、私も一緒に東北大学新聞500号を作りたかったな、なんて思っています。学生新聞の大きな特徴は代替わりがあることであり、それこそが醍醐味だと思っています。悩むこともあると思いますが、そのとき自分が伝えるべきだと思ったことは何か、自分の考えを大切にしてほしいと思います。これからも東北大学新聞が続いていくことを願っています。読者のみなさまには、そんな東北大学新聞をこれからも読み続けていただければ幸いです。私も一読者として、東北大学新聞を見守り続けたいと思います。

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