冬の企業Day 東北大生の就活戦略は 石渡嶺司氏が登壇
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本学キャリア支援センターによるセミナー「冬の企業Dayキックオフセミナー 内定を素早く得られる東北大生、なかなか得られない東北大生」が、1月10日、オンライン・ライブ配信によって開催された。同セミナーは1月11日、25日、2月12日の3日間にわたって開催された「冬の企業Day―冬の業界研究・選考対策フェア―」をより効果的に活用するためのもの。主に学部3年生以上が対象だが、学部1、2年生にも公開された。
セミナーには、大学ジャーナリストとして多数の書籍や記事を執筆してきた石渡嶺司氏と、本学キャリア支援センター相談員で企業コンサルタントとしても活動する増沢隆太特任教授が登壇。東北大生の就職活動について対談を行った。
増沢特任教授は、東北大生は概して正解を導き出す能力が高い一方、ビジネスや就職活動には正解がないことを指摘した。対して石渡氏は、多くの企業が東北大生を優遇する傾向にあるが、だからこそ選考を通じて望む結果が得られなかった場合、ショックを受ける学生も多いと分析。割り切って考えることも必要と語った。増沢特任教授は大学のキャリア支援センター活用の重要性にも言及。SNSや学生支援団体の発信する情報の多くは一般論に終始しており、東北大生に最適とは限らないと話した。石渡氏は内定を得た学生が知っている成功パターンは一つだけであり、受け手はその方法が本当にあっているのか吟味する必要があると指摘した。
セミナーの動画は、追加のQ&A動画とあわせ、本学キャリア支援センターホームページにてオンデマンドで公開中。