分野横断で「知」を創る 知の創出センター
2015年2月施工「知の館(TOKYO ELECTRON House of Creativity)」
(写真は同センター提供)
本学知の創出センターは、文部科学省の「研究大学強化促進事業」に採択されたことを契機に2013年10月に設立された。分野の枠を越え、新たな価値を生み出す「知の創出」を掲げ、多様な取り組みを展開している。
設立の背景には、環境・エネルギー問題、人工知能(AI)の発展などにより、一つの分野では解決不可能な複雑な課題に直面し始めたことがある。このような状況の中、分野を越えた連携や、大学の知を社会に開く必要性が高まった。そこで本センターは、学内外の知を結び付け、新たな価値創造を推進する拠点として活動している。
「知の創出」とは、既存の知識や応用にとどまらず、異なる分野や立場を結び付け、新たな価値や概念、技術を生み出す営みを指す。「知の創出」の実践として、本センターは主に①「知のフォーラム」プログラム②未来共生デザインラボの運営③アウトリーチ活動――に取り組み、国際共同研究や将来の研究の担い手の育成を目指す。
「知のフォーラム」プログラムでは、本学の研究者と国外の研究者が共同で国際会議やワークショップ、セミナーなどを企画する。世界トップクラスの研究者を招き、人類共通の課題に挑む。
未来共生デザインラボは、将来性がある学際研究の発見や若手研究者を育成するための、バーチャル空間を活用した取り組みだ。その中では、学生がフィールドワークやワークショップを行う「未来社会デザイン塾」、企業との共同研究や、若者がアイデアを訴えるFalling Walls Lab Sendaiという英語プレゼンテーションなども開催する。
この二つの事業に関連し、研究広報に資するアウトリーチとして、著名研究者の講演会を通じて学術結果を発信する。
本センターは、講演会やワークショップをはじめ、「未来社会デザイン塾」やFalling Walls Lab Sendai、本センターの活動を支えるアドミニストレイティブ・アシスタント(AA)の募集など、学生が参加する機会を多く用意している。専門分野の学びに加え、異なる分野や価値観に触れることが重要であり、これらの機会を利用して新たな知を身に付けてほしいと伝えている。
Falling Walls Lab Sendaiプレゼンテーションの様子
(写真は同センター提供)

