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【研究成果】L-システイン アセトアルデヒド増加を抑制 ~胃がん予防に有効か~

医学系研究科消化器病態学分野の飯島克則講師らのグループは、アルコール摂取後の胃液中のアセトアルデヒドの増加が、非必須アミノ酸であるL‐システインの投与によって抑制されることを明らかにした。本研究成果から、L‐システインが胃の発がん予防に有用となりうることが期待される。



胃がんは全世界で男女ともにがん死亡のうち3番目に多い原因である。東アジアにおいてはもっとも高い死亡率を占めている。胃がんの原因のひとつに飲酒があり、特に少量の飲酒で顔や体が赤くなるようなお酒に弱い性質の人は胃がんのリスクが高い。

飲酒後、体内で吸収されたアルコールは、まずアセトアルデヒド、次にALDH2という酵素によって酢酸へと代謝される。アセトアルデヒドはWHO勧告にて、ヒトに対する発がん性が認められる明確な発がん物質とされている。ALDH2活性型の人と比べ、お酒に弱い性質を持つALDH2不活性型の人はアセトアルデヒドの代謝速度が遅い。

本研究はフィンランドの会社との共同研究である。ALDH2不活性型はヨーロッパ人には少なく、アジア人に多いこともあり、協力することとなった。

研究には健康な成人男性でALDH2活性型、または不活性型の人がそれぞれ10名ずつ参加した。はじめに、胃内へアルコールを投与した後に胃液中のアセトアルデヒド濃度を計測。ALDH2不活性型では活性型と比べてアセトアルデヒド濃度が5・6倍増加していることが判明した。次に、L‐システインの徐放性カプセルを服用後にアルコールを投与。活性型、不活性型の両方で胃内のアセトアルデヒド濃度の低下を観察することができた。

現在、L‐システインは二日酔い対策の薬品に使用されている。今後は実際に胃がんの予防に効果があるのかを確かめる研究をしていく必要がある。

本来お酒に弱い性質の人でも飲酒を続けるうちに飲めるようになる。「お酒を飲み始めた学生時代のうちにアルコールに対する自分の体質を知ることが大切。ALDH2不活性型の人は発がんリスクがあることを自覚してほしい」と飯島講師は語った。

研究成果 1820377308592826274

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