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【ネタ記事】懐かしきあの頃へ…… レトロゲームに挑戦


5月5日は「こどもの日」である。人は皆、子どもだった時期があった。子どもの頃は、何をして遊んでいただろうか。友達や家族と外で遊んだり、家でゲームを楽しんだりと、いろいろな思い出があるだろう。昔には昔の良さがある。子ども時代を懐かしむように我らは、ゴールデンウィークの期間を使って遊ぶことにした。




今回遊ぶゲームは、任天堂より1993年に発売されたスーパーファミコンのソフト「マリオコレクション」。かの有名な「スーパーマリオブラザーズ」のファミコン版のリメイク等が収録されており、当時遊んだ人も多いだろう。何故か部室に長い間眠っていたスーパーファミコンとこのカセットを筆者と部員Tが協力してプレイしよう、ということになった。

遊ぶゲームは「スーパーマリオブラザーズ」。横スクロール型のゲームで、プレイヤーは主人公であるマリオを操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を助けることが目的である。より面白くプレイするために何かしらの縛りを入れた方がいいと考えた我らは、「残機(ミスができる回数)が0になったら最初のステージからやり直す」「ミスをしたら交代」「ショートカット(とある場所にいくとワープができる)を使わない」ことを条件とした。

年季が入っているためか、スーパーファミコンがなかなか作動せず四苦八苦したが、なんとか起動。流れるレトロなBGMに懐かしい思いに浸りながらプレイを開始した。

「こんなステージあったな」「背景が綺麗」「クッパは何故溶岩の上で待ち構えているんだ(困惑)」等の感想を出しながら、まるで子どもの頃に返ったかのようにプレイする筆者たち。久しぶりのプレイのためかコントローラーの操作にてこずり、ステージ3―4にて残機が0に。ゲームオーバーの効果音が流れ、「あっマジか」「この効果音すらも懐かしい」「むしろこれを聞くためにミスした」と、笑いあいながら最初のステージからプレイを続行。徐々に操作方法を思い出し、次に残機が0になったのはステージ7―1。このゲームは全8面構成のため、案外簡単にいけそうだと慢心し始める。しかしこの7面こそが鬼門で、ここからミスを連発。数回後のゲームオーバー画面をみて、若干疲れ始めた部員Tがこう呟いた。「そういえば残機を増やす裏ワザみたいなのなかった?」

具体的には、階段にてノコノコをジャンプして蹴るという操作を繰り返すと残機がどんどん増えていく、といったやりこんだプレイヤーにとってはおなじみの裏ワザである。今回の企画の主旨に反するわけでもないので、道中で残機を50ほど増やすことにした。残機を30ほど残し、最終ステージ8―4に辿りつく。このステージは迷路のように複雑な構成となっているため、ボスのクッパにたどり着きづらくなっており、難易度は高い。2人で意見を出し合いながら少しずつ攻略を進めていく我らであったが、ここで大きな壁にぶつかった。クッパがいる場所の直前に配置されているハンマーブロス(ハンマーをたくさん投げてくる敵)に苦戦を強いられる。ハンマーを投げる間隔が短く、子どもの頃にも大変苦労した記憶がよみがえる。運良くハンマーブロスを突破しても、パワーアップしたクッパ(ハンマーを投げてくる)に負ける始末。奮闘むなしく、30近くあった残機を一気に消費し、ゲームオーバー。

筆者たち「つまりこういうことかね?『我々はお前を倒さなければ先には進めない……』」
クッパ&ハンマーブロス「Exactly.(その通りでございます)」

最終ステージでの敗北により、また最初のステージから始めなければならなくなった筆者達だが、その表情は苦悩なものではなく、むしろ歓喜に満ち溢れていた。「あれは難しいな」「どうやって突破する?」「突破すればクリアだ」そう、クリアするために真剣に模索することや、悔しさや喜び、そして達成感を友人と共に分かち合うことこそ、我らが子ども時代に味わったゲームの醍醐味である。

今度は残機を100まで増やし、万全な体制で最終ステージに突入。前のステージまでの奮闘のおかげで、今度は今までとは違い、ファイアマリオ(火の球で攻撃できる)の状態でのスタートだ。一度でも敵にぶつかったりミスしてしまったりすると、この状態は解けてしまうが、ここは意地をみせ、なんとかノーミスでハンマーブロスの前にたどり着く。如何にハンマーブロスという強敵といえども、ファイアマリオには敵わない。あっけなく散ったハンマーブロスの顔は、心なしか我々の健闘を祝福しているように見えた。そして同様にラスボス、クッパを倒し、見事エンディングを迎えた。

テレビ画面に、無事にピーチ姫を助け出したマリオが映し出される。彼と、彼を操作した我々との間には、苦楽を共にした確かな絆が芽生えているように感じた。この感情こそ、我らが子どもの頃に味わったものだ。大人になり、くすぶることはあれども決して消えることはない。忘れかけていた子ども心を思い出させてくれたマリオに感謝しながら、筆者はファミコンの電源を切った。
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