報道部部室が一時移転中です

川内サークル部室棟(新サ棟)の内装工事に伴い、報道部部室が
【川内・サークル部室棟Ⅱ 410号室】
に一時的に移転しています。
アクセス方法などの詳細はこちらをご覧ください。
他団体の配置などはこちら

祝・七大戦連覇!448号(次号)で特集します

東北大学が今年の七大戦も制覇、2年連続14度目の総合優勝を飾りました!
14度目の総合優勝は、京大に並び最多タイです。
参加団体の皆様おめでとうございます。
次号の東北大学新聞では七大戦優勝を取り上げます。発行は10月中~下旬です。
合わせて、北海道胆振東部地震に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

今年度の課外活動奨励賞を受賞!

報道部は、今年度の東北大学基金課外活動奨励賞を受賞いたしました。今回は27団体が受賞しました。
報道部の受賞はこれで3年連続になります。ありがとうございます!
学内外の皆様に読んでいただける記事、新聞をこれからも発行し続けて参ります。

読み込み中

【書評】『幻獣ムベンベを追え』 高野秀行 集英社文庫

 旅や冒険、探検に憧れる人は多いだろう。見知らぬ土地に行き、未知の体験をすることで、自分の世界観が変わりそうな予感、何かが待っているという期待感。それでもやはり、拭い切れないのは「不安感」だ。憧れてはいても、実際に一歩踏み出すまでには多少の勇気がいる。




 このノンフィクションを読んで、探検家たちの思い切りの良さに度肝を抜かれた。「えーと、それでぼくたちは怪獣を探しに行こうと思ってます」。1986年、早稲田大学探検部のミーティングで当時大学3年生だった筆者・高野秀行氏は言った。コンゴ共和国奥地の湖に、謎の怪獣・モケーレ・ムベンベが棲息しているといわれている。その怪獣を探しにジャングルへ行こうと言うのだ。筆者をはじめとした探検部員11人は、熱帯ジャングルでの怪獣探索サバイバルに挑む。

 コンゴの密林で怪獣探しをするだなんて聞けば耳を疑うが、本人たちは大真面目である。怪獣やコンゴに関する多くの文献を翻訳し、入国許可を申請し、スポンサーの協力により機材を調達し、現地の言語を学び、現地人とともに湖へ赴き、超過酷なキャンプ生活の中で、連日湖の観察をする。呆れてしまうほどのことを、自分と同じ大学生たちがやってしまったのだ。

 私には想像もつかないような体験を、笑いどころ満載の文でつづっているこの本。怪獣は発見できるのかとつい引き込まれてしまう。「何とかなると思えば、たいてい何とかなる」というのは筆者の信念。読んでいると勇気が湧いてくる一冊だ。
文芸評論 5683017023195394641

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