【ネタ記事】限界まで歌ってみた ~とにかく歌って気持ちを一新~
https://ton-press.blogspot.com/2016/11/blog-post_73.html
夏休みも終盤にさしかかった9月某日。昼に起きてはベッドでゴロゴロするという怠惰な生活を繰り返してきた筆者は目前に迫った第2セメスターの開始に戦々恐々としていた。このままの怠惰な生活のままではとても健全な大学生活など送れまい。なんとかこの腐ってしまった根性を叩き直さねばならない。
そこでやって来たのが仙台市内のカラオケ店。とにかく歌って気持ちを一新しようと考えたのだ。ただし、普通にカラオケするだけでは気持ちを改めることができないと思い時間いっぱいまで休憩をいれずに歌い続けることとした。なお、お前がカラオケしたいだけだろうという批判は受け付けない。
午後3時、カラオケ店に入店。伝票によると午後8時まで歌うことが出来るらしい。ますます期待が高まる。
最初に入れたのは映画「君の名は。」の主題歌として有名な「前前前世」だ。テンションが上がる曲として入れたのだが、歌ってみるとリズムと音程を取るのが難しい。結局サビの部分しかまともに歌うことが出来ずに曲が終わってしまった。そこで、次は自分の得意曲である中島みゆきの「地上の星」を歌うことにした。何度も歌い慣れたということもあってとても気持ちよく歌うことができた。
その後も前の曲を歌っている最中に次の曲を入れるなどして、間髪を入れずに歌い続けること2時間。ここで筆者に疲れが見えてきた。最初のテンションは見る影もなく、椅子に座って画面を見つめ作業ゲームをしているかのようにただ歌っているという状態になっていた。このままではいけない、と再び気力を振り絞って筆者は、立ち上がった。入れた曲はいきものがかりの「YELL」。身振り手振りも入れ全身全霊で歌いきった。
その後もテンションを上げて歌い続けたが開始から3時間半、33曲歌ったところで喉が限界に達してしまった。もはやここまでか…… 。しかし「ここで諦めてしまっては怠惰な生活を改めることなどできない」という強迫観念にとらわれた筆者は半ば操られているかのように再びマイクを握りしめた。
そこから、喉の痛みや極度の空腹にも耐えながら歌い続けること1時間半。ようやく終了10分前になり店のフロントから電話がかかってきた。このときの筆者の心情としては「もう終わりか」ではなく「やった、やっと終わった!」であったことは言うまでもない。そして最後に入れたのは最初に入れたのと同じ「前前前世」。今までの苦しみから解放される喜びを噛みしめながら、もはや叫ぶように歌った。
こうしてまさに前前前世から続いていたような長く苦しいヒトカラは5時間で50曲を歌うという結果になった。
今回の経験を思えば第2セメスターなど何とでもなりそうな気がしてきた。達成感を胸に、帰り道一人仙台の町を歩く筆者であった。なお、ただカラオケを楽しんでいただけだろうという批判は受け付けない。
そこでやって来たのが仙台市内のカラオケ店。とにかく歌って気持ちを一新しようと考えたのだ。ただし、普通にカラオケするだけでは気持ちを改めることができないと思い時間いっぱいまで休憩をいれずに歌い続けることとした。なお、お前がカラオケしたいだけだろうという批判は受け付けない。
午後3時、カラオケ店に入店。伝票によると午後8時まで歌うことが出来るらしい。ますます期待が高まる。
最初に入れたのは映画「君の名は。」の主題歌として有名な「前前前世」だ。テンションが上がる曲として入れたのだが、歌ってみるとリズムと音程を取るのが難しい。結局サビの部分しかまともに歌うことが出来ずに曲が終わってしまった。そこで、次は自分の得意曲である中島みゆきの「地上の星」を歌うことにした。何度も歌い慣れたということもあってとても気持ちよく歌うことができた。
その後も前の曲を歌っている最中に次の曲を入れるなどして、間髪を入れずに歌い続けること2時間。ここで筆者に疲れが見えてきた。最初のテンションは見る影もなく、椅子に座って画面を見つめ作業ゲームをしているかのようにただ歌っているという状態になっていた。このままではいけない、と再び気力を振り絞って筆者は、立ち上がった。入れた曲はいきものがかりの「YELL」。身振り手振りも入れ全身全霊で歌いきった。
その後もテンションを上げて歌い続けたが開始から3時間半、33曲歌ったところで喉が限界に達してしまった。もはやここまでか…… 。しかし「ここで諦めてしまっては怠惰な生活を改めることなどできない」という強迫観念にとらわれた筆者は半ば操られているかのように再びマイクを握りしめた。
そこから、喉の痛みや極度の空腹にも耐えながら歌い続けること1時間半。ようやく終了10分前になり店のフロントから電話がかかってきた。このときの筆者の心情としては「もう終わりか」ではなく「やった、やっと終わった!」であったことは言うまでもない。そして最後に入れたのは最初に入れたのと同じ「前前前世」。今までの苦しみから解放される喜びを噛みしめながら、もはや叫ぶように歌った。
こうしてまさに前前前世から続いていたような長く苦しいヒトカラは5時間で50曲を歌うという結果になった。
今回の経験を思えば第2セメスターなど何とでもなりそうな気がしてきた。達成感を胸に、帰り道一人仙台の町を歩く筆者であった。なお、ただカラオケを楽しんでいただけだろうという批判は受け付けない。