報道部部室が一時移転中です

川内サークル部室棟(新サ棟)の内装工事に伴い、報道部部室が
【川内・サークル部室棟Ⅱ 410号室】
に一時的に移転しています。
アクセス方法などの詳細はこちらをご覧ください。
他団体の配置などはこちら

報道部と「テクルペ」がコラボし、定期連載を行います

5月10日より、本学と仙台放送が運営する「東北大学ポケットガイド テクルペ」に、これまでの東北大学新聞の記事が定期的に掲載されることとなりました!!
今まで以上に多くの方に読んでいただけると幸いです。

羽生結弦選手パレードの写真特集ページを開設しました

羽生結弦選手「2連覇おめでとう」パレードで報道部が取材した際に撮影した写真をまとめた特設ページを開設しました。
杜の都の感動をもう一度思い出しませんか?
特設ページはこちら
記事はこちら
記事PDF版は上部メニュー「PDF版はこちら」から、445号1面及び4面をご覧ください。

合わせて、国民栄誉賞の受賞が決定した羽生選手、誠におめでとうございます!

本HP通算60万ビュー数達成!

6月9日、報道部HPの通算60万ビュー数を達成いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。

読み込み中

【書評】『幻獣ムベンベを追え』 高野秀行 集英社文庫

 旅や冒険、探検に憧れる人は多いだろう。見知らぬ土地に行き、未知の体験をすることで、自分の世界観が変わりそうな予感、何かが待っているという期待感。それでもやはり、拭い切れないのは「不安感」だ。憧れてはいても、実際に一歩踏み出すまでには多少の勇気がいる。




 このノンフィクションを読んで、探検家たちの思い切りの良さに度肝を抜かれた。「えーと、それでぼくたちは怪獣を探しに行こうと思ってます」。1986年、早稲田大学探検部のミーティングで当時大学3年生だった筆者・高野秀行氏は言った。コンゴ共和国奥地の湖に、謎の怪獣・モケーレ・ムベンベが棲息しているといわれている。その怪獣を探しにジャングルへ行こうと言うのだ。筆者をはじめとした探検部員11人は、熱帯ジャングルでの怪獣探索サバイバルに挑む。

 コンゴの密林で怪獣探しをするだなんて聞けば耳を疑うが、本人たちは大真面目である。怪獣やコンゴに関する多くの文献を翻訳し、入国許可を申請し、スポンサーの協力により機材を調達し、現地の言語を学び、現地人とともに湖へ赴き、超過酷なキャンプ生活の中で、連日湖の観察をする。呆れてしまうほどのことを、自分と同じ大学生たちがやってしまったのだ。

 私には想像もつかないような体験を、笑いどころ満載の文でつづっているこの本。怪獣は発見できるのかとつい引き込まれてしまう。「何とかなると思えば、たいてい何とかなる」というのは筆者の信念。読んでいると勇気が湧いてくる一冊だ。
文芸評論 5683017023195394641

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