報道部部室が一時移転中です

川内サークル部室棟(新サ棟)の内装工事に伴い、報道部部室が
【川内・サークル部室棟Ⅱ 410号室】
に一時的に移転しています。
アクセス方法などの詳細はこちらをご覧ください。
他団体の配置などはこちら

東北大学新聞447号読者プレゼントを実施しました

東北大学新聞としては恐らく初めてとなる、読者プレゼントを実施しました。

プレゼント:「ディズニー・アート展」ペア招待券 5組
※応募は締め切りました。

当選された方には招待券を送付いたします。今しばらくお待ちください。

オープンキャンパス号を配布しました

報道部では今年もオープンキャンパス号を製作。
川内・青葉山・星陵の各キャンパスで2日間合計で3,500部配布しました。
特設ページはこちら

今年度の課外活動奨励賞を受賞!

報道部は、今年度の東北大学基金課外活動奨励賞を受賞いたしました。今回は27団体が受賞しました。
報道部の受賞はこれで3年連続になります。ありがとうございます!
学内外の皆様に読んでいただける記事、新聞をこれからも発行し続けて参ります。

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【研究成果】水移動と地震発生に関連性 ~地震予測に寄与の可能性~

 本学理学研究科の内田直希准教授と東京工業大学の中島淳一教授は、茨城県南西部のフィリピン海プレート上部境界付近において、プレートがゆっくり滑るスロースリップが発生すると水が浅部に排出されることを発見した。水の増加によって地震が発生しやすくなるため、今回の研究で地震の発生予測に新たな視点が加わったと言える。




 プレートが急激に滑ると地震波が発生するが、プレートがゆっくり滑るとほとんど地震波が発生しない。このようなプレートのゆっくりした滑りを「スロースリップ(ゆっくりすべり)」と呼ぶ。現在、スロースリップは同じ場所で繰り返し発生する「繰り返し地震(相似地震)」の原因になっていることも分かっている。

 今まで、スロースリップによって地震が誘発される原因については、プレート境界の領域ごとの滑る速さの違いによってプレート付近に働く差応力が変化することにのみ注目が集まっていた。しかし、内田准教授はスロースリップの際の水の移動に注目。水の移動を調べるために内田准教授は茨城県南西部の地震を調べることにした。

 この地域の地下ではフィリピン海プレートのスロースリップによってプレート境界で地震が繰り返し起こっている。一方で、同じ地域の浅部においても地震が発生していることが分かっていた。そこで、内田准教授は水があると地震波速度が地中を伝わりにくくなることを利用して、周辺の地震観測点のデータを解析した。

 解析の結果、プレートの周期的なスロースリップによって水が浅部に移動することが判明。さらに、水が移動した少し後に、プレート境界よりも地表に近い浅部において地震が発生することが分かった。この観測結果は人工的に地下に水を注入する「注水実験」の結果に似ており、スロースリップによる水の移動が地震発生に大きく関わっている可能性が高い。このことから、スロースリップの際には差応力の変化以外に水の移動にも注目する必要があると言える。

 内田准教授がスロースリップの研究を始めたきっかけは博士時代、先輩が「繰り返し地震」を発見したことだった。内田准教授は「繰り返し地震」を調べれば、スロースリップがわかるのではないかと考え、研究を始めた。研究は試行錯誤の繰り返しで、結果が出ることはあまりなかった。今回の研究においても、「繰り返し地震」を地震波の解析に用いており、当時の試行錯誤が生きた形となった。内田准教授は今後の展望について、「スロースリップと地震の間の相互作用を調べることによって、地震予測の精度を上げていきたい」と語った。
研究成果 1055608186279507010

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