【世界大会】オリエンテーリング部 世界大会出場! 日々の成果を発揮
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6月29日から7月6日にかけて、チェコでJWOC2013(ジュニア世界オリエンテーリング選手権)が開催された。本校学友会オリエンテーリング部からは杉村俊輔さん(理学部3年)、佐藤雄太郎さん(医学部2年)、宮西優太郎さん(工学部2年)ら3名が出場した。
この3名はロング部門、ミドル部門、スプリント部門、リレー部門の4つの種目に出場し、特にロング部門で宮西さんが76位という好順位を収めている。
杉村さんにJWOCに出場したことについて感想を伺うと「JWOCに向けて様々なトレーニングをしてきたし、合宿ではシニアの人々とも練習をしました。昨年もJWOCには出場していますが、昨年よりも世界の選手と競えていることを実感出来たのが嬉しかったです」と述べてくれた。
JWOCは1990年より毎年行われており、今年で24回目となる。出場できるのは数え年で20歳以下となる選手のうち、代表選手選考会で優秀な成績を収めた選手に限られる。日本からは今年は男子6名、女子5名がJWOCの出場資格を得ている。
オリエンテーリング部は毎週木曜日が活動日となっているが、日々の個人でのトレーニングが主たる活動内容となっている。部員は100人を超えており「個性を持った人々が集まって、それぞれが自分の目標を持って走ったり地図読みをしたりしている」と杉村さんは語る。実際に部室にはトレーニング表や様々な場所の地図、個人の意気込みが書かれた用紙が壁のいたるところに貼られており、やる気や熱意が伝わってくる。
オリエンテーリングは地図に示された場所を順番に巡っていく頭脳と技能をフルに活用するスポーツである。体力が必要なのはもちろんだが、地図を見てどのようなルートで目的地に行けば良いか、また自分が今地図上のどこにいるかを認識する能力も必要となる。自分を追い抜いて行った人がしばらくして、後ろから追いついてくるという現象がオリエンテーリングでは日常茶飯事である。
目的地にはポストが立てられている。杉村さんはオリエンテーリングの魅力として「ポストを見つけた時の喜びや嬉しさを味わうこと」であると答えてくれた。