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人力飛行機部windnauts 鳥人間コンテスト2年ぶり優勝へ意気込みを語

今月25日から26日にかけて、滋賀県彦根市の琵琶湖東岸で、第48回鳥人間コンテスト2026が開催される。本学学友会人力飛行機部Windnautsは、25日に行われる人力プロペラ機部門に出場し、2年ぶり8回目の優勝を目指す。


本番を前に、同部代表の岡ひかりさん(工・3、以下同)、設計の喜多凜太朗さん、パイロットの仁井見知憲さんに話を聞いた。

windnautsの3人(左から喜多さん、仁井見さん、岡さん)と、喜多さんが設計した機体


―鳥人間コンテストに向けて、特に力を入れて取り組んできたことは

仁井見 僕はパワーですね。人力飛行機はパイロットが足で漕いで飛ぶものなので、自転車トレーニングや室内トレーニングを重ねて、足のパワーを増やすことを中心に取り組んできました。


 私は代表として、強く長く飛ぶ強豪校であるために、しっかり部の運営をしなければいけないと考えていました。基本的なことですが、予定の連絡は1週間前にする、ゴミはゴミ箱に捨てる、使ったものを棚に戻すなど、意識して取り組んできました。


喜多 僕は設計担当なので、良い機体を作れるように、いろいろ勉強して設計しました。それから、設計といっても実際は制作の仕事が多いので、制作指揮や技術的なこと全般で、機体のクオリティが例年に劣らないよう、細かいところまで注意して制作してきました。


―毎年新しく機体を設計しているそうだが、過去に好記録を残した機体をもう一度作ることはしないのか

 喜多 僕も、できることなら毎年使いまわしたい。ただ、パイロットは毎年変わり、その体重に応じて必要な揚力なども変わるので、全部設計し直す必要があります。まず、キロ単位で設計して、それからグラム単位で細かいところを調整していきます。機体は軽ければ軽いほど良いので。


―活動の中で大変だったことは

 仁井見 練習ですね、本当に。精神的にも肉体的にもきついですけど、特に肉体的なきつさが主です。コンテスト本番は暑いコックピットの中で長時間漕ぎ続けるので、練習もおのずとハードになります。機体に乗れるのは当然一人なので、選ばれた一人として頑張って鍛えています。


  今年は天気やクマの影響で、思い通りに活動できない部分がありました。クマは一番忙しい時期に出たので、活動実施の判断が難しかったですし、1週間に1回しかできない角田市での練習日に雨が降ったこともあり、本当に大変でした。


 喜多 僕は制作過程における責任者なので、活動を仕切る場面が多く、たくさんの人と仲良くする必要があるのが大変でした。人見知りなので。


―なぜ責任者に

喜多 人力飛行機部はトップダウンなので、トップの方が面白そうだと思ったからです(笑)。ただ、歴代の設計者は機械知能航空工学科が多いのに対して、僕は電気情報物理工学科なので、学科で学んだことは全く生かせず大変でした。


 逆に、独学でよく頑張ったよね(笑)。


―大会は7月下旬だが、試験との兼ね合いは大丈夫なのか

 一同 全然大丈夫じゃないです。


 仁井見 全然大丈夫ではないのですが、僕はコースの下見をするので、水曜2限のテストが終わったらすぐ現地入りします。琵琶湖の遊覧船に乗ることで、琵琶湖上を飛ぶ飛行機に近い景色が見えます。その景色をあらかじめ頭に入れておき、GPSが動かなくなった時も、琵琶湖上で迷子にならないようにします。


  私の在籍する機械系は、人力飛行機部所属の学生が多いのですが、日程が被りませんでした。ただ、琵琶湖では徹夜で組み立て作業を行うので体力を消耗しますし、私たち3年生は今年で引退なので、疲労困憊かつやりきった余韻に浸りたいところでテストがあります。正直やっていられない(笑)。


 喜多 僕は学業優先なので(笑)。金曜2限のテストを受けてから琵琶湖に行きます。例年は設計も下見に同行しますし、機体審査が金曜日にあるので、全然大丈夫ではないのですが。


 仁井見 皆ギリギリで試験と大会を両立させています。


―徹夜の組み立て作業とは

 大会前日に機体審査があるので、金曜日に一度機体を組み立てます。機体審査後、一度機体を解体して、土曜日の0時からもう一度機体を組み立てます。徹夜かつ炎天下での作業になるので、体力の消耗が激しいですね。


―当日に機体を組み立てなければいけないというルールがあるのか

  それはないのですが、機体は30㍍以上あり、飛行までずっと押さえておく必要があります。数十時間機体を押さえ続けるのは大変なので、むしろ解体した方が楽ですね。


 喜多 一度組み立てた後は、前のチームがいつ飛び終わるか全く予想できないので、ずっと待っていなければいけないのも難しいところです。


―パイロットも徹夜か

 仁井見 いえ、僕はさすがに寝ます。


―最後に、鳥人間コンテストでの目標と意気込みを

 仁井見 これまでやってきたことを全てペダルにぶつける、それしか考えてないです。


 喜多 安全に大会を終えられれば良いと思います。


  去年は優勝を逃しているので、今年こそは優勝したいです。とにかく長く琵琶湖上に浮いていてほしいと思います。


また、大会当日の様子はYouTubeでライブ配信されます。東北大生の皆さん、ライブを見て、我々windnautsを応援していただけると幸いです。

      ◇  ◇

大会の様子は下記リンク先で、7月25日(土)朝6時15分頃から配信される。本学windnautsは人力プロペラ機部門の6番目に飛行予定だ。

https://www.youtube.com/live/CyH5vHs-fys?si=SHbzX4AI9qRMlend



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