【自主ゼミ】児童虐待と法、演劇で表現
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11月16日、17日の二日間、本学萩ホールにおいて法学部自主ゼミ模擬裁判実行委員会による模擬裁判が行われた。今回で62回を数える模擬裁判の今年のテーマは「ほころび―『児童虐待』を考える―」
20年ほど前から社会問題となり、年々深刻化している児童虐待に関して近年法改正の動きがあったことを受け、実行委員会はこの児童虐待をテーマとし、児童虐待によって引き起こされる家族の絆の「ほころび」の悲惨さを表現した。
伝統ある模擬裁判を見ようと入口には開場前からお客様が列をなし、開場と同時に席が埋まっていく。お客様はお年寄りの方から中学生まで老若男女と幅広い年代の方が集まった。「私たちの活動の目標は法学部生として市民の皆様に法と社会の関わりについて考えていただくきっかけを作ることです。今回のテーマである児童虐待に関しても子供たちを守るために私たちに何ができるのかを考えていただきたいです」と委員長の佐藤智哉さんの挨拶で始まった模擬裁判は夫婦の行き違いから引きおこる悲劇のシーンから始まる。模擬裁判実行委員会による模擬裁判は裁判の様子だけでなく、その事件のきっかけや家族の様子、登場人物の葛藤も表現していくため、法になじみのない一般市民も楽しめて、わかりやすいと好評だ。
「今回のテーマである『ほころび』には児童虐待によってゆがんだ家族の絆を再生へと導き、家族の笑顔の『ほころび』を実現させる法制度の確立を願う意味も込められています。去年の公演が終わって、私たちの代となるとすぐにテーマを決めました。それからテーマの研究として資料収集はもちろん、弁護士の方にお話しを聞き、今回の場合では児童相談所に訪問もしました。十分な理解の上でシナリオを考えていきました。その他、チケットの販売、パンフレットの発行などの広報活動も自分たちの手ですべて行っております。役を演じる一年生たちは一年を通して発声と演技の練習をして公演に備えていました。こうして全員が一丸となって作り上げた公演です。お客様には楽しんでもらいたいですね。」と佐藤さんは語った。
模擬裁判実行委員会の活動は市民と社会に法制度の意識改革を訴える役割を担っている。今後の活動に期待がかかる。
20年ほど前から社会問題となり、年々深刻化している児童虐待に関して近年法改正の動きがあったことを受け、実行委員会はこの児童虐待をテーマとし、児童虐待によって引き起こされる家族の絆の「ほころび」の悲惨さを表現した。
伝統ある模擬裁判を見ようと入口には開場前からお客様が列をなし、開場と同時に席が埋まっていく。お客様はお年寄りの方から中学生まで老若男女と幅広い年代の方が集まった。「私たちの活動の目標は法学部生として市民の皆様に法と社会の関わりについて考えていただくきっかけを作ることです。今回のテーマである児童虐待に関しても子供たちを守るために私たちに何ができるのかを考えていただきたいです」と委員長の佐藤智哉さんの挨拶で始まった模擬裁判は夫婦の行き違いから引きおこる悲劇のシーンから始まる。模擬裁判実行委員会による模擬裁判は裁判の様子だけでなく、その事件のきっかけや家族の様子、登場人物の葛藤も表現していくため、法になじみのない一般市民も楽しめて、わかりやすいと好評だ。
「今回のテーマである『ほころび』には児童虐待によってゆがんだ家族の絆を再生へと導き、家族の笑顔の『ほころび』を実現させる法制度の確立を願う意味も込められています。去年の公演が終わって、私たちの代となるとすぐにテーマを決めました。それからテーマの研究として資料収集はもちろん、弁護士の方にお話しを聞き、今回の場合では児童相談所に訪問もしました。十分な理解の上でシナリオを考えていきました。その他、チケットの販売、パンフレットの発行などの広報活動も自分たちの手ですべて行っております。役を演じる一年生たちは一年を通して発声と演技の練習をして公演に備えていました。こうして全員が一丸となって作り上げた公演です。お客様には楽しんでもらいたいですね。」と佐藤さんは語った。
模擬裁判実行委員会の活動は市民と社会に法制度の意識改革を訴える役割を担っている。今後の活動に期待がかかる。