【働くこととは】(20)-お笑い芸人 ニードル
https://ton-press.blogspot.com/2019/06/needle.html
小紙は現在TBCラジオの情報番組「NEW NEWS」(毎週月~金曜日、夕方4時~5時59分放送)内のコーナー「学生新聞拾い読み(仮)」で取り上げられている。パーソナリティーを務めるのは、在仙のお笑いコンビ「ニードル」のGAKIOさんと伊藤政仁さん。リスナーの生活に寄り添った、軽快なトークで人気を博している。
ラジオのパーソナリティーとなるきっかけは2013年にプロ野球中継後の、いわゆるクッション番組を担当したことだという。楽天の試合結果が悪かったときにはリスナーを思いやり、野球とは関係のないフリートークで1時間をつなぐこともあった。「気楽だけど、考えて話す」とGAKIOさん。好き嫌いや得手不得手が異なるさまざまな人が聴くラジオでは、言葉の選び方に気を付けているという。
同級生の2人が初めて漫才を披露したのは、中学生のときの文化祭。高校生でお笑いライブに出演し、以後地元仙台市を拠点に活動している。
転機となったのは、25歳の時に起こった東日本大震災。GAKIOさんはその時、「生きる」ということを自覚したという。「『売れる』よりも『生きる』。ちゃんとしようと思いました」と振り返った。緩やかにではあるが、仕事は増え、舞台はウケる。「仕事が減っていたら、お笑いを辞めていたかもしれない」と話す伊藤さんは、昨年4月に15年続けてきたアルバイトを辞めた。「お客さんやリスナーの励ましがあったから続けてこられた」と語った。
学生に向けては「遊べ」とGAKIOさん。ラジオのパーソナリティーをする上でも、さまざまな経験を積み、話の引き出しを増やすことが大切だという。伊藤さんは「何があっても腐らないでほしい」とし、「『もういいや』と投げ出さずにコツコツ続けることがいい方向につながる」と語った。
常に不安は感じているというお笑いの仕事。「相方のツッコミそのままに、舞台上で倒れて死にたい」。伊藤さんは笑顔でそう話した。
ラジオのパーソナリティーとなるきっかけは2013年にプロ野球中継後の、いわゆるクッション番組を担当したことだという。楽天の試合結果が悪かったときにはリスナーを思いやり、野球とは関係のないフリートークで1時間をつなぐこともあった。「気楽だけど、考えて話す」とGAKIOさん。好き嫌いや得手不得手が異なるさまざまな人が聴くラジオでは、言葉の選び方に気を付けているという。
同級生の2人が初めて漫才を披露したのは、中学生のときの文化祭。高校生でお笑いライブに出演し、以後地元仙台市を拠点に活動している。
転機となったのは、25歳の時に起こった東日本大震災。GAKIOさんはその時、「生きる」ということを自覚したという。「『売れる』よりも『生きる』。ちゃんとしようと思いました」と振り返った。緩やかにではあるが、仕事は増え、舞台はウケる。「仕事が減っていたら、お笑いを辞めていたかもしれない」と話す伊藤さんは、昨年4月に15年続けてきたアルバイトを辞めた。「お客さんやリスナーの励ましがあったから続けてこられた」と語った。
学生に向けては「遊べ」とGAKIOさん。ラジオのパーソナリティーをする上でも、さまざまな経験を積み、話の引き出しを増やすことが大切だという。伊藤さんは「何があっても腐らないでほしい」とし、「『もういいや』と投げ出さずにコツコツ続けることがいい方向につながる」と語った。
常に不安は感じているというお笑いの仕事。「相方のツッコミそのままに、舞台上で倒れて死にたい」。伊藤さんは笑顔でそう話した。