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【研究成果】日本食 長寿に有効 ~食品「組み合わせ」に着目~

 本学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅准教授らのグループは、現在と過去の日本食の比較試験により1975年頃の日本食が長寿や健康維持に有効であることを発見した。




 これまでの研究では単一の食品成分の機能に注目することは多かったが、今回のように食事として食品を組み合わせたときの健康への効果について注目したものは少なかった。

 本研究では国民栄養・健康調査をもとに1960年から15年おきの日本食の献立を再現し、それを粉末状にしたものをマウスの飼料に混合した。マウスには飼育中に外見の老化評価や学習記憶試験を行い、その老化の進行を調べた。

 研究の結果、1975年頃の日本食を摂取したマウスの寿命は現代日本食を摂取したマウスより約20%長いことが明らかになった。これは単純に人の寿命に当てはめると、約15年の延長に相当するという。また老化評価、学習試験の成績においても他の年代の日本食を摂取したマウスより良好な値が得られた。

 なぜ1975年頃の日本食が最も有効であったかは明らかではないが、前の年代のものに比べ品数が豊富である、また現在の食事と比べて魚や野菜が多く栄養バランスが良好である等の理由が考えられるという。

 今回の研究をもとに簡単な形で人に対する試験も行っているが、今後はより詳しい効果を確かめるため医学部との共同研究も進めていく。研究を担当した都築准教授は、「食事の改善は健康寿命の延長にもつながる。科学的裏付けをもって、一般の人に対してもメッセージを送っていきたい」と語った。
研究成果 48775608321131901
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