【七大戦】男子ソフトテニス競技・団体戦で金 初戦で敗北も集中切らさず優勝
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9月1日から4日まで行われた七大戦男子ソフトテニス競技において学友会軟式庭球部男子が団体優勝を勝ち取った。「七大戦優勝の目標を達成することができて最高の気分」と主将の沼澤結さん(工・3)は喜びを語る。前回大会で優勝した九州大学を2位に抑えたことが、今大会で一番の手ごたえだった。
京都大学に惜敗を喫した初戦。しかし選手の動揺は少なかった。
「残りの試合すべて勝つことができれば優勝」と、その後6試合の精神力を保ち続けた。
ひるまずに最善のプレーを尽くすことができた最大の要因は日々の基礎練習だ。サーブ、ボレー、レシーブなどを重点的に行い弱点の克服を図ってきた。積み重ねが技術の向上だけではなく選手の自信にもつながった。
「試合の采配もうまくいった」と沼澤さんは振り返る。
試合におけるペアの出場順は、相手の出方を考えながらそれぞれの試合前までに決定する。予想を的中させ有利な試合運びを引き寄せた見事な分析力も実力のうち。
団体戦においては五十嵐・沼澤ペアが全勝賞を獲得し、個人戦では森田・黛ペアが準優勝。今年の七大戦で学友会軟式庭球部は破竹の勢いを見せた。
来年の七大戦は他大学に追われる立場になる。沼澤さんは「受けて立つことができるよう日々の練習に励んでほしい」と後輩にエールを送る。来年のさらなる飛躍が楽しみだ。