【ネタ記事】学食カレーを食べ比べ ~華麗にカレーを食い尽くせ!~
https://ton-press.blogspot.com/2016/01/blog-post_30.html
「『学食カレー食べ比べ』?」「前編集長がやりたがってた企画なんだけど。どう?」「じゃあ、私やります」。編集長から記事のネタを持ち掛けられた筆者は、成り行きで本企画を担当することに。普段学食はほとんど利用しないし、カレーが別段好きというわけでもない。
今までなんとも思ってなかったけど、いつの間にか好きになっていた。そういうことってあるよね―― 。これは、筆者と学食カレーの織りなす物語。
●1日目
「近場の大学の中で最も美味しい学食カレーを探す」ことを課された部会の翌日から、早速企画がスタートした。記念すべき1食目は本学川内北キャンパスBee Arena Cafeの「カフェカレー」。色の濃いルーの上に温泉卵が乗っているのが特徴だ。相変わらず美味しい。果たしてこれを超える学食カレーが出てくるのか、期待が募る。
●2日目
本企画の醍醐味は「他大学の学食カレーを食べること」にある。というわけで、2日目は東北学院大学にお邪魔した。当然ながらカレーを注文。ジャガイモとニンジンが入った甘めのルーで、なかなか美味しい。
続いて本学片平キャンパス。こちらはタマネギと豚肉が入っており、味は比較的まろやか。食べ比べてみると案外違うものである。
●3日目
この日は怒涛のカレーラッシュだった。2限が終わるとすぐに宮城学院女子大学へと向かう。見渡す限り女子しかいないという光景は、男子の多い東北大学に通う筆者にとっては感動ものだ。「焼きカレー」というメニューを発見したので嬉々として注文。グラタンのお皿にカレーライスが盛り付けられ、温泉卵とチーズが乗っている。チーズの表面はこんがり焼けていて、チーズ好きの筆者にはたまらない。
お次は東北福祉大学へ。食堂から良い景色を眺めつつ、温野菜がごろっと乗ったやや辛めの「風土カレー」を楽しむことができる。
続いて足を運んだのは本学星稜キャンパス。前二つのカレーが珍しかったのもあり大して期待していなかったが、豚肉の大きさはとても魅力的だった。
夜は本学青葉山キャンパスのけやきダイニング。タマネギのサイズと割合が大きいあたりは、片平キャンパスと似ている。
●4日目
再び東北福祉大学へやってきた。先日メニュー表で見つけた「カレードリア」を食べるためだ。しかしドリアは期間限定メニューで、ちょうど終了したばかりだったので「風土カレー」を食べることに。来年こそはドリアを食べに来ることを心に誓った。
その後本学川内南キャンパスの文系食堂でお昼ごはん、というか、お昼カレーを食べる。だんだん飽きてきたような気もするが、その言葉はカレーとともに飲み込む。
さて、筆者は実家暮らしである。そのため夜帰宅すると母が夕飯をつくってくれていることが多い。なぜ急にこんな話を始めたかというと、そう、この日の夕飯は偶然にもバーモントカレーだったのだ。なんという無駄な奇跡。さっきまで十分過ぎるほどカレーを食べていたのに帰宅するとまたカレー。もちろん「もう大学でご飯済ませてきちゃったから、これは明日の朝食べるよ」と母に言うこともできた。しかし筆者はもはやカレー無しでは生きられない身体になってしまっていた。「いただきます」。そう言ってカレーを食べると、やはりカレーの味がした。
●5日目
朝食は昨晩の余りのバーモントカレー。昼食は本学川内北キャンパスのキッチンテラスCouleurにて「チキンカレー」を華麗に注文。そろそろカレーにも飽きてきたのでオプションで半熟卵をつけてみた。これが美味しい。大きめの鶏肉が3個入っていて、サラッとしたルーは甘すぎず辛すぎず、調度良いくらい。まろやかな半熟卵がとてもよく合う。こんなに美味しい学食があったのかと驚いたほどである。
夜は本学雨宮キャンパス。レギュラーカレー部門では豚肉の多かった星稜の方がやや優勢といった印象を受ける。
●6日目
この日は奇しくもクリスマスイブ。どの大学も冬期休暇に入ってしまうため、本企画も最終日となる。最後にお邪魔したのは東北薬科大学。少し辛めのルーにニンジン、タマネギ、牛肉がバランスよく入っており、一番オーソドックスなカレーという感じだ。広くてキレイな食堂で、筆者はカレーぼっちを満喫し、企画終了という事実に寂しさすら覚えたのであった。
何気なく始め、途中はむしろうんざりしていたのに―― 企画を終えた今も、気付くと「カレー」の文字を探してしまっている。こんなにもハマってしまうとは、学食カレー、恐るべし。中でもクルールのチキンカレー(+半熟卵)は本当に美味しいのでぜひ。
今までなんとも思ってなかったけど、いつの間にか好きになっていた。そういうことってあるよね―― 。これは、筆者と学食カレーの織りなす物語。
●1日目
「近場の大学の中で最も美味しい学食カレーを探す」ことを課された部会の翌日から、早速企画がスタートした。記念すべき1食目は本学川内北キャンパスBee Arena Cafeの「カフェカレー」。色の濃いルーの上に温泉卵が乗っているのが特徴だ。相変わらず美味しい。果たしてこれを超える学食カレーが出てくるのか、期待が募る。
●2日目
本企画の醍醐味は「他大学の学食カレーを食べること」にある。というわけで、2日目は東北学院大学にお邪魔した。当然ながらカレーを注文。ジャガイモとニンジンが入った甘めのルーで、なかなか美味しい。
続いて本学片平キャンパス。こちらはタマネギと豚肉が入っており、味は比較的まろやか。食べ比べてみると案外違うものである。
●3日目
この日は怒涛のカレーラッシュだった。2限が終わるとすぐに宮城学院女子大学へと向かう。見渡す限り女子しかいないという光景は、男子の多い東北大学に通う筆者にとっては感動ものだ。「焼きカレー」というメニューを発見したので嬉々として注文。グラタンのお皿にカレーライスが盛り付けられ、温泉卵とチーズが乗っている。チーズの表面はこんがり焼けていて、チーズ好きの筆者にはたまらない。
お次は東北福祉大学へ。食堂から良い景色を眺めつつ、温野菜がごろっと乗ったやや辛めの「風土カレー」を楽しむことができる。
続いて足を運んだのは本学星稜キャンパス。前二つのカレーが珍しかったのもあり大して期待していなかったが、豚肉の大きさはとても魅力的だった。
夜は本学青葉山キャンパスのけやきダイニング。タマネギのサイズと割合が大きいあたりは、片平キャンパスと似ている。
●4日目
再び東北福祉大学へやってきた。先日メニュー表で見つけた「カレードリア」を食べるためだ。しかしドリアは期間限定メニューで、ちょうど終了したばかりだったので「風土カレー」を食べることに。来年こそはドリアを食べに来ることを心に誓った。
その後本学川内南キャンパスの文系食堂でお昼ごはん、というか、お昼カレーを食べる。だんだん飽きてきたような気もするが、その言葉はカレーとともに飲み込む。
さて、筆者は実家暮らしである。そのため夜帰宅すると母が夕飯をつくってくれていることが多い。なぜ急にこんな話を始めたかというと、そう、この日の夕飯は偶然にもバーモントカレーだったのだ。なんという無駄な奇跡。さっきまで十分過ぎるほどカレーを食べていたのに帰宅するとまたカレー。もちろん「もう大学でご飯済ませてきちゃったから、これは明日の朝食べるよ」と母に言うこともできた。しかし筆者はもはやカレー無しでは生きられない身体になってしまっていた。「いただきます」。そう言ってカレーを食べると、やはりカレーの味がした。
●5日目
朝食は昨晩の余りのバーモントカレー。昼食は本学川内北キャンパスのキッチンテラスCouleurにて「チキンカレー」を華麗に注文。そろそろカレーにも飽きてきたのでオプションで半熟卵をつけてみた。これが美味しい。大きめの鶏肉が3個入っていて、サラッとしたルーは甘すぎず辛すぎず、調度良いくらい。まろやかな半熟卵がとてもよく合う。こんなに美味しい学食があったのかと驚いたほどである。
夜は本学雨宮キャンパス。レギュラーカレー部門では豚肉の多かった星稜の方がやや優勢といった印象を受ける。
●6日目
この日は奇しくもクリスマスイブ。どの大学も冬期休暇に入ってしまうため、本企画も最終日となる。最後にお邪魔したのは東北薬科大学。少し辛めのルーにニンジン、タマネギ、牛肉がバランスよく入っており、一番オーソドックスなカレーという感じだ。広くてキレイな食堂で、筆者はカレーぼっちを満喫し、企画終了という事実に寂しさすら覚えたのであった。
何気なく始め、途中はむしろうんざりしていたのに―― 企画を終えた今も、気付くと「カレー」の文字を探してしまっている。こんなにもハマってしまうとは、学食カレー、恐るべし。中でもクルールのチキンカレー(+半熟卵)は本当に美味しいのでぜひ。