【サイカフェ】第123回 近未来の交通システム ~『地方創生特区』青葉山での実証実験~
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第123回サイエンスカフェ「近未来の交通システム ~『地方創生特区』青葉山での実証実験~」が12月19日、本学未来科学技術共同研究センター(NICHe)で開催された。NICHe副センター長の長谷川史彦教授と鈴木高宏教授、医工学研究科の松木英敏教授、工学研究科の須川成利教授が講師を務め、参加者は講演や体験活動を通じて最新の交通システムに関する理解を深めた。
今回のテーマは近未来の交通システム。第1部の講演では、長谷川教授が本学の近未来交通システムへの取り組みを紹介した。次に鈴木教授が自動走行技術の実用化について説明した。鈴木教授は「新しい技術を導入するにあたり、法整備を進める必要がある」と語った。松木教授は映像を交えながら、最新のEV(電気)自動車や交通シミュレーションについて説明した。最後に須川教授は「青葉山がイメージセンサの世界的開発拠点となることを目指す」と語った。
第1部が終わると、第2部の見学会が行われた。参加者は班ごとに別れ、クリーンルームの見学や最新EV車の試乗などを行った。クリーンルームは半導体を制作する、空気中に埃がほとんどない空間で、特殊なスーツを着用しなければ入れない。今回は特別に、着替えずにビニールシートを通しての見学が許可された。
EV車の試乗はひときわ参加者の注目を集めた。EV車はリチウム電池とモーターで走る。イメージセンサを取り付ければ自動運転や隊列走行が可能となる。試乗した参加者は「加速が非常に滑らかで音も静か」と興奮気味に語った。そのほか、東北大学フォーミュラチームのレーシングカーや、EV車として改造されたダイハツ工業のコペンなどが紹介された。
第3部のディスカッションでは、参加者同士で感想や意見を共有した。参加者からは「近未来の技術を考える良いきっかけとなった」「技術の悪用を防ぐような対策も同時に考えなければならない」といった意見が出た。参加者の意見や感想を受け、再び壇上に立った講師らは「新しい技術を市民に発信できるよう邁進していく」と語り、盛況のうちに今回のサイエンスカフェは幕を閉じた。
今回のテーマは近未来の交通システム。第1部の講演では、長谷川教授が本学の近未来交通システムへの取り組みを紹介した。次に鈴木教授が自動走行技術の実用化について説明した。鈴木教授は「新しい技術を導入するにあたり、法整備を進める必要がある」と語った。松木教授は映像を交えながら、最新のEV(電気)自動車や交通シミュレーションについて説明した。最後に須川教授は「青葉山がイメージセンサの世界的開発拠点となることを目指す」と語った。
第1部が終わると、第2部の見学会が行われた。参加者は班ごとに別れ、クリーンルームの見学や最新EV車の試乗などを行った。クリーンルームは半導体を制作する、空気中に埃がほとんどない空間で、特殊なスーツを着用しなければ入れない。今回は特別に、着替えずにビニールシートを通しての見学が許可された。
EV車の試乗はひときわ参加者の注目を集めた。EV車はリチウム電池とモーターで走る。イメージセンサを取り付ければ自動運転や隊列走行が可能となる。試乗した参加者は「加速が非常に滑らかで音も静か」と興奮気味に語った。そのほか、東北大学フォーミュラチームのレーシングカーや、EV車として改造されたダイハツ工業のコペンなどが紹介された。
第3部のディスカッションでは、参加者同士で感想や意見を共有した。参加者からは「近未来の技術を考える良いきっかけとなった」「技術の悪用を防ぐような対策も同時に考えなければならない」といった意見が出た。参加者の意見や感想を受け、再び壇上に立った講師らは「新しい技術を市民に発信できるよう邁進していく」と語り、盛況のうちに今回のサイエンスカフェは幕を閉じた。