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東北大学短歌会 ―短歌で交流の輪広げる―

 「一首の雰囲気が良くないですか」。「下句を工夫するとより意味が伝わりそう」。率直な意見が飛びかう歌会は毎回3時間に及ぶ。「言いたいことを言ってワイワイするのが短歌会の楽しさ」と会長の浅野大輝さん(工・4)は笑顔を見せる。




 東北大学短歌会は、本学を中心に東北学院大や宮城大、仙台在住の留学生や社会人、高校生など短歌に親しむ会員が集う。「参加者の幅広さが特徴。作品も様々で批評の質につながる」と浅野さんは話す。

 主な活動は月1回の歌会と年刊の機関誌製作。会員自作の一首を批評しあう歌会は活発な意見交換の場だ。機関誌『東北大学短歌』は11月で第2号を数え、連作や評論、東北にちなむ歌人の記念館ルポなど企画やテーマを決めて製作する。他大学と交流したり、花見歌会や芋煮歌会を開いたりと、未経験者が短歌になじみやすい活動もしている。

 短歌会は2012年に浅野さんが立ち上げた。「短歌サークルに入りたい。似た境遇の人がいるはず」。SNSを通して短歌に興味がある人との輪を広げ、3年間で会員は23人になったという。「自分が立ち上げた短歌会で会員が楽しむ姿を見るのがうれしい」と目を細める。

 会員の共通点は短歌に興味があること。浅野さんは「初めての短歌を東北大学短歌会で作ったという人も。短歌の経験は問わないので気軽に声をかけてほしい」と語る。短歌会のつながりを作るため情報発信に余念がない。短歌を楽しむきっかけに東北大学短歌会をのぞいてみてはどうだろうか。

東北大学短歌会ツイッターアカウント
@tomtan57577
サークル活動 2590775125766031658
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