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【ネタ記事】サークル破り ~競技麻雀同好会に挑む~

 ここはいつもの報道部の部室。夜になればジャラジャラと麻雀牌をかき混ぜる音が聞こえる。その日も日課の麻雀をしていたわけだが、不意にこんな意見が飛び出す。「もっと違うメンツで麻雀打ちたいよな」。部室で打ち続けていればメンツは変わらず、もはや相手の癖を知り、思考を読み取れるレベルに達していた我々は、部室での麻雀に飽きを感じていた。




 それならばと、今回は競技麻雀同好会の方々に協力していただき、彼らの定例会に参加させていただくことにした。競技麻雀同好会といえば、創部2年目に全国大会優勝を果たすなど、比較的新しいサークルでありながら非常に高い実力を持つ麻雀サークルだ。そこに、報道部麻雀課課長(自称)の筆者が殴り込みに行こうというわけである。道場破り競技麻雀同好会編、ここに始まる。

 まずは集合場所に指定された雀荘で軽く挨拶を済ませ、競技麻雀同好会の方々が放つ強者のオーラに圧倒されながら対局を始める。その1半荘目の東1局にて親の満貫ツモ和了を許してしまう。「やっぱり強いなぁ」と至極当然のことを改めて思い知らされ愕然とする筆者。しかし、自ら殴り込みに来たからにはこのままでは引き下がれない。内心動揺しながらも表情には出さず、虎視眈々と逆転の機会を待つ。そして、南2局の筆者の親番にて、裏ドラ3枚を使った倍満ツモ和了に成功する。これで一気に点差をつけた筆者はこの半荘を1位で終えた。

 「これは案外簡単に勝てるのでは?」と調子に乗る筆者であったが、実力者との対局はそう甘くはなかった。高い手を作ろうにも早い手で流され、運良くリーチをかけても誰も振り込むことなく流局する。そうこうしている内に、2半荘目は3位、3半荘目は4位という結果に。

 そして次の4半荘目。これでラストという局面で、ついに反撃の時が。親番で早いリーチからのツモ和了を繰り返し、なんとか本日2度目の1位を獲得する。

 ふたを開けてみれば、総合得点で13人中3位とかなり良い結果に。しかし、麻雀における運と実力の比率は7:3と言われる。今回は運良く勝つことができたが、次も勝てるとは限らない。おそらく負けるだろう。ひとまずの勝利を手にした筆者は、意気揚々と部室に帰還した。

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