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【ネタ記事】24時間英語生活 ~目指せ!スーパーグローバルStudent~

 グローバル化が進行するこのごろ、国際標準語として英語の重要性が高まっている。それに伴い、学校での英語教育が充実し、これまでの文法事項中心の学習から、リスニングやスピーキングなどを中心としたコミュニケーション分野の学習に移行してきた。




 しかし、普段の生活では英語を使うことがあまりないので英会話に対して不安を感じている人も多いだろう。「普段使わないのなら、使えばいい」。その発想に至った筆者は一日の使用言語を英語に限定する「24時間英語生活」を送ってみることにした。

 朝10時に起床した筆者のもとに電話が。外国人が多く住む寮に暮らしているので、英語で電話に応対したとしても問題ない。「Hello?」。相手はどうやら宅急便の人のようだ。同じフロアに住む人への荷物だったようで「He is out now.」と返答。相手も英語での対応に慣れていたようで会話は非常にスムーズに行われた。「あれ、意外と普通にできるじゃん」。このときの筆者はそう思っていた。

 その後、お昼が近くなり大学へ。報道部の部室のドアを開け挨拶。「Hello」。部室にいた先輩は目を白黒させる。企画の趣旨をなんとか英語で説明し、頭がおかしくなったのでは、という疑惑を払しょくした後、会話を続ける。しかし、先輩との話に対し「I see.」や「well」などといった相槌を打つことしかできない。自らのボキャブラリー不足を痛感するばかりである。

 お昼にさしかかりお腹がすいたので、部室にいた部員Mと食事を取りに行くこととなった。道中、Mとの会話でも「その単語だと意味通じないでしょ」や「何言ってんの?」などというダメ出しを受け、メンタルがボロボロになった一幕があったが、なんとか目的のお店に到着した。

 お店に入り「何名様ですか」と聞かれたので指でVサイン(2人であることを表す)をしたところ普通に案内してくれた。……英語話さなくてもいいじゃん。その後も店員さんを呼ぶときは黙って手を上げ、メニューを指さすという形で注文したので英語どころか言葉すら発しないという事態になってしまった。

 このままでは英語で一日過ごすという企画の意味がない。ということ我々は近くのコンビニに向かう。飲み物とアイスを購入し、レジへ向かう。「袋にお入れしましょうか」という店員さんの言葉にここぞとばかりに「No,thank you!」とドヤ顔で言い切った。店員さんにガン無視された。What a day!(なんて日だ!)

 英語は使わなければ上達しない。この企画でそれを痛感した。普段の生活ではなかなか英語を使う機会がないので海外留学や、留学生との交流を通じて英語力を鍛えるべきだ。家に帰って必死に英語の勉強をし直しながらそう思う筆者であった。なお、筆者が企画中に立ち寄ったコンビニに行きづらくなったのは言うまでもない。
ネタ記事特選 4100522871605820764
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