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漫画研究会 コミケ出展 ~憧れの地で刺激受ける~

 「コミックマーケット93」(通称:コミケ)が昨年12月29日から31日にかけて東京都江東区の東京国際展示場で開催され、東北大学漫画研究会が出展した。漫画研究会コミケ係の泉澤史也さん(理・1)に話を伺った。




 コミケとは漫画・アニメ・ゲームその他周辺ジャンルの自費出版本の展示即売会の一つである。自費出版本の展示即売会の中では日本最大規模を誇る。漫画研究会ではコミケで最新の部誌と過去の部誌の計4種類を出展、販売した。

 漫画研究会では部誌作成が年に2回ある。泉澤さんは「部誌を作成する時は学祭などの展示原稿作成とは意気込みが違う」と話す。展示原稿は短めであるのに対して、部誌の原稿は長編となる。さらに、部誌として実際に販売することから買い手のことも考えなくてはならない。作品の中に詰め込む技法・内容により工夫を凝らす必要もある。

 コミケでは数多くのサークル、団体が出展する。「コミケでは自分の好きな絵師も一緒に参加している。踏み込めなかった所に踏み込めた感じがして、感動する」とも話す。実際に大規模のイベントであるコミケを通じて改めて漫画作成をしているという自覚が得られる。また、「今回は実際に部誌として本を販売したが、いつかは個人で本を出展、販売したい」と強く意気込む。会場で周りのクリエイターから多くの刺激を受け、漫画に対する情熱が沸き上がっているようだ。

 コミケのような展示即売会系のイベントは多くの人々が一斉に集い、祭りのような盛り上がりを見せる。現在、漫画研究会では即売会への出展はコミケの出展のみと考えている。「コミケは皆と一緒に趣味に生きる場所であり、憧れがある」とコミケへの深い思いを馳せる。

 仙台から遠く離れた東京でのイベントに出て、自らの活動の幅を広げようと動く東北大学漫画研究会。部全体としても各部員もやる気に満ちあふれている。どのように活動の領域を開拓していき、どんな創作活動を展開していくのか今後に期待したい。
サークル活動 4052229302941509548
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