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タイフェスティバル開催 ~タイの魅力にあふれた2日間~

 「第6回タイフェスティバルin仙台2018」(以下タイフェス)が、先月16、17日、勾当台公園市民広場で行われた。「微笑みの国」の異名を持つタイ。会場は、タイの料理や文化を楽しむ多くの人の笑顔で満ち溢れた。




 タイフェス初日は午前10時に、在京タイ王国大使館からチューチャイ・チャイワイウィット公使を招き、オープニングセレモニーが行われた。特設ステージでは、片桐健司実行委員長と、共催である仙台市から郡和子市長があいさつした。

 片桐氏は「タイの料理や文化を体感し、タイの魅力を多くの人に知ってほしい」と述べた。また、昨年のタイフェスへの来場者が6万人に達したことや、仙台市のタイ人宿泊者数が昨年には約9800人と、2006年の10倍以上に膨らんでいることにも触れ、14年3月に廃止された直行便の再開に期待感を示した。チューチャイ氏も、タイフェスを通じて、仙台とタイとの関係が深まることに期待を寄せた。

 セレモニーの後、ステージでは、本学の日本人学生とタイ人留学生によるタイ舞踊が披露された。踊りを披露した日本人学生の藤井紗良さん(文・1)と島山桂子さん(経・2)は、2カ月間の練習について、独特のゆったりしたステップや細かい振り付けに苦戦したと振り返った。それでも、2人は本番について「楽しかった」と口をそろえ、充実した表情を浮かべていた。

 会場には屋台が立ち並び、トムヤムクンやグリーンカレー、ソムタム(青パパイヤのサラダ)などのタイ料理を求める長い行列ができた。この他、タイの伝統衣装や雑貨を売る店、タイ古式マッサージを提供する店なども軒を連ね、人気を博していた。

 ステージ上では、ムエタイやタイ古式ヨガ「ルーシーダットン」のミニレクチャー、アーティストによるライブなどが行われた。特に、「闘鶏」を題材にした伝統舞踊では、華やかな衣装を身にまとった演者の迫真の演技が、来場者の目をくぎ付けにした。

 日本に住むタイ人が自国の良さをアピールし、仙台市民にタイを身近に感じてもらうことを狙いとして、毎年開かれているタイフェス。今年の来場者は7万人に達し、大盛況のうちに幕を閉じた。微笑みの国と杜の都との心の距離を縮めた2日間となった。
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