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【さぁくるどうでしょう】(25)―学友会蹴球部

 先日はサッカーW杯における日本代表の活躍が大いに話題になった。選手たちがピッチで繰り広げる真剣勝負には、多くの人々が感銘を受けたことだろう。さて、本学にも、サッカーに本気で取り組んでいる人たちがいる。




 今回は学友会蹴球部を紹介する。主将の鈴木港斗さん(文・3)にインタビューを行った。 
  
 現在蹴球部は計57人で活動しており、練習は川内キャンパスのグラウンドにて週5回行われている。選手のほとんどは経験者で、個々人が目標を持って日々練習に取り組んでいる。

 チームは東北地区大学サッカーリーグ1部に所属しており、リーグ戦の他に、インディペンデンスリーグ(通称Iリーグ)、天皇杯、総理大臣杯、東北地区大会、北海道大定期戦に参加している。また、春と夏には遠征を行っている。
チームの運営は学生が主体となり行う。練習メニューや戦術、メンバー選考はキャプテンを中心にして考案されているという。「自ら考え、意見し合い、主体的になれるのが強み。また、そのような環境を作りたい」と述べる鈴木さん。今年度はミーティングを増やし、練習内容や意見等のアンケートを実施して選手個々人が考え、意見できる工夫をしているそうだ。

 チームの雰囲気について鈴木さんは「時には意見がぶつかり合い、熱く議論するときもあるが、普段は学年関係なく食事に出かけておりとても仲が良い」と語り、メリハリを持っているようだ。特に鈴木さんは、「練習ではその場の空気を大切にしている。緩い雰囲気にならないよう気を付けている」と語り、キャプテンとして声掛けをして、皆を引っ張る存在になれるよう努め、一体感あるチーム作りを心掛けているそうだ。

 今年度は新入生が20人以上加わり、チームの士気は上がっている。新入生について鈴木さんは「個性豊かで有望な選手がたくさん加わった。チームの競争力も高まった」と語る。

 チームの一番の目標は1部残留。昨年度は入れ替え戦の末、何とか残留したが、今年度は自動残留ができる5位以上が目標だという。鈴木さんは「対戦相手は強豪ぞろいだが、全員で勝利をつかみたい」と力強く語った。学友会蹴球部の活躍に期待したい。
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