本学学生が仏語動画作成 ~語学学習と文化交流促す~
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本学言語・文化教育センターの深井陽介准教授の主導で学生がYouTubeで配信するストーリー動画を作るプロジェクトを始めている。
物語のタイトルは『Qui suis-je? ―私はだれだ?―』。主人公はある事件をきっかけに仙台の女子大生と体が入れ替わってしまったフランス人探偵。そんな主人公が日本とフランスの文化のギャップに困惑しながらも、推理力とフランス語を活かして仙台で起きる数々の難事件に立ち向かう姿を描くミステリーものとなっている。
深井准教授は前任校である東海大学でも動画作成を行っていた。そこで作成された戦隊ヒーロー『東海ヌーベルバーグ』の動画はYouTubeで4万回近く再生され、フランスのテレビ番組で紹介されるなど大きな反響を呼んだ。
これらのプロジェクトは監督や脚本、役者をはじめとしてそのほとんどが学生の手で行われており、『Qui suis -je?』のミステリーというコンセプトも学生同士の会議から生まれたものだ。深井准教授は会議の方向性を注視しながら現実的な観点からアドバイスをして学生たちのサポートをしている。
「東北大の学生はとにかく消極的だ」と深井准教授は語る。自分のアイデアをはっきりと主張しなければいけない社会において、自身の考えを他者に伝える主体性・積極性を身に着けてもらうことがこのプロジェクトの目的だ。
また、多くの人に語学学習を促すことも目指しているという。作中で出演者が使うのはすべてフランス語、企画会議の場でもフランス語や英語が飛び交い、学生たちはグローバルな場でアイデアをぶつけ合っている。
そして参加者の学生だけでなく、動画を見た人々が語学学習や文化交流により積極的になり、そのような流れが大きく広まることも期待され定価る。深井准教授はそのような目的を「一つの大きなムーブメントを起こしたい」と表現し、動画の中での仙台の地域PRや企業との連携を通して行政や産業界と提携していく方針についても明かした。
プロジェクトは3年がかりのものであり、半年に1話ずつ、全6話のシリーズとなる予定だ。第1話は秋ごろに完成する見通しであり、10月12日に本学で行われるフランス留学フェアでは大々的な上映会を企画しているという。
制作の進捗については深井准教授のTwitter(@yosuke_ketchup)で知ることが出来る。東北大学だけにとどまらない広がりを見せるこのプロジェクトから今後も目が離せない。
物語のタイトルは『Qui suis-je? ―私はだれだ?―』。主人公はある事件をきっかけに仙台の女子大生と体が入れ替わってしまったフランス人探偵。そんな主人公が日本とフランスの文化のギャップに困惑しながらも、推理力とフランス語を活かして仙台で起きる数々の難事件に立ち向かう姿を描くミステリーものとなっている。
深井准教授は前任校である東海大学でも動画作成を行っていた。そこで作成された戦隊ヒーロー『東海ヌーベルバーグ』の動画はYouTubeで4万回近く再生され、フランスのテレビ番組で紹介されるなど大きな反響を呼んだ。
これらのプロジェクトは監督や脚本、役者をはじめとしてそのほとんどが学生の手で行われており、『Qui suis -je?』のミステリーというコンセプトも学生同士の会議から生まれたものだ。深井准教授は会議の方向性を注視しながら現実的な観点からアドバイスをして学生たちのサポートをしている。
「東北大の学生はとにかく消極的だ」と深井准教授は語る。自分のアイデアをはっきりと主張しなければいけない社会において、自身の考えを他者に伝える主体性・積極性を身に着けてもらうことがこのプロジェクトの目的だ。
また、多くの人に語学学習を促すことも目指しているという。作中で出演者が使うのはすべてフランス語、企画会議の場でもフランス語や英語が飛び交い、学生たちはグローバルな場でアイデアをぶつけ合っている。
そして参加者の学生だけでなく、動画を見た人々が語学学習や文化交流により積極的になり、そのような流れが大きく広まることも期待され定価る。深井准教授はそのような目的を「一つの大きなムーブメントを起こしたい」と表現し、動画の中での仙台の地域PRや企業との連携を通して行政や産業界と提携していく方針についても明かした。
プロジェクトは3年がかりのものであり、半年に1話ずつ、全6話のシリーズとなる予定だ。第1話は秋ごろに完成する見通しであり、10月12日に本学で行われるフランス留学フェアでは大々的な上映会を企画しているという。
制作の進捗については深井准教授のTwitter(@yosuke_ketchup)で知ることが出来る。東北大学だけにとどまらない広がりを見せるこのプロジェクトから今後も目が離せない。