漕艇部世界選手権へ ~敗れるも大きな収穫~
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学友会漕艇部の西原佳さん(経・4)が、7月25日から29日にかけてポーランド・ポズナンで行われたU23世界選手権に日本代表として出場した。西原さんは自身初の国際レースを終え、「世界との差を痛感した」と振り返る。
西原さんが出場したのは、女子舵手なしペア。1日目の予選は、「ただただ無我夢中だった」と冷静さを欠いたレース展開になったが、レースを重ねるごとに調子を上げ、決勝では150パーセントの力を発揮することができたという。しかし、結果は15位と出場ペア中最下位に終わった。「自分たちができることを出し切っても、世界とはレベルの差がある」。悔しさよりも虚しさのようなものを感じたという。
高校時代は陸上部に所属し、やり投げをしていた。新しいスポーツを始めたかったのと、大学日本一という目標に向けたチームの団結力に惹かれて、漕艇部に入部した。練習は朝練を含めて「週10」。「算数のできない部活なんです」と西原さんも思わず苦笑いする。ハードな練習の日々だが、全日本大学選手権での優勝という目標に部員全員が納得しているからこそ、やりがいを持ち、つらいことにも耐えることができるという。
しかし、西原さん自身、精神的に押しつぶされそうな時期があった。それは、西原さんが大学3年生の春。かつては4人いた同学年の女子が辞め、ついに自分一人だけになってしまった。仲間がいなくなったというつらい気持ちを抱えながらも、「辞めたくなかった」と厳しい練習に耐え続けた。
現在は漕艇部の女子主将を務めている西原さん。大学での競技生活の集大成として、今月25日から28日にかけて埼玉県戸田市・戸田ボートコースで行われる全日本選手権に挑む。西原さんは、今回のU23世界選手権で得た収穫は大きいとし、「相手が強敵でも食らいついていく。守りに入らずに、強気で攻めていきたい」と意気込んだ。社会人や実業団の選手を相手に、目標の表彰台へ期待がかかる。
西原さんが出場したのは、女子舵手なしペア。1日目の予選は、「ただただ無我夢中だった」と冷静さを欠いたレース展開になったが、レースを重ねるごとに調子を上げ、決勝では150パーセントの力を発揮することができたという。しかし、結果は15位と出場ペア中最下位に終わった。「自分たちができることを出し切っても、世界とはレベルの差がある」。悔しさよりも虚しさのようなものを感じたという。
高校時代は陸上部に所属し、やり投げをしていた。新しいスポーツを始めたかったのと、大学日本一という目標に向けたチームの団結力に惹かれて、漕艇部に入部した。練習は朝練を含めて「週10」。「算数のできない部活なんです」と西原さんも思わず苦笑いする。ハードな練習の日々だが、全日本大学選手権での優勝という目標に部員全員が納得しているからこそ、やりがいを持ち、つらいことにも耐えることができるという。
しかし、西原さん自身、精神的に押しつぶされそうな時期があった。それは、西原さんが大学3年生の春。かつては4人いた同学年の女子が辞め、ついに自分一人だけになってしまった。仲間がいなくなったというつらい気持ちを抱えながらも、「辞めたくなかった」と厳しい練習に耐え続けた。
現在は漕艇部の女子主将を務めている西原さん。大学での競技生活の集大成として、今月25日から28日にかけて埼玉県戸田市・戸田ボートコースで行われる全日本選手権に挑む。西原さんは、今回のU23世界選手権で得た収穫は大きいとし、「相手が強敵でも食らいついていく。守りに入らずに、強気で攻めていきたい」と意気込んだ。社会人や実業団の選手を相手に、目標の表彰台へ期待がかかる。