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【七大戦2018】総括 学友会バドミントン部 ~実力培いつかんだ久々のV~

 七大戦バドミントン競技が8月12日から17日にかけて札幌市の北海道大体育館にて行われ、学友会バドミントン部の男子が優勝という成績を収めた。バドミントン競技では、シングルス6試合、ダブルス3試合の計9試合を行い、総当たり方式によって勝負を争った。女子は4位だった。




 今大会の結果について、主将の西村勇人さん(法・4)は、「10年以上できなかった優勝を自分の代で果たせてうれしい」と振り返る。バドミントン部男子は4年前に最下位となって以来、昨年まで5位、3位、2位と順調に順位を上げていき、その中で迎えた今大会だった。当時はやはりプレッシャーもあったといい、「今までの流れに乗れた安心感はありました」と顔をほころばせる。

 今大会での勝因は、実力のある後輩を戦力の中心に据えた上で、4年生が奮闘したことにある。レギュラーのポジションをめぐり、部内でライバル関係が生まれることで部員同士が互いに高め合えた。その結果、選手それぞれがバランス良く実力を養えたという。

 また、試合中にはコートを取り囲むようにして熱のこもった応援が行われた。「部員たちからのサポートも大きな力になった」と西村さんは感謝をにじませる。

 バドミントン部の練習は週に5日で、平日は2時間、休日は3時間半程度。練習時間が限られているからこそ、常に真剣に取り組み、誰でも試合に出られるような実力を部全体で培っていった。この意識が七大戦優勝の原動力だ。

 七大戦をもって4年生は引退を迎える。西村さんは後輩に向けて「七大戦2連覇を目指して、常に上を向いて切磋琢磨していってほしい」とエールを送った。今後の学友会バドミントン部の躍進からますます目が離せない。
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