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【告知】第24回東北大学医学祭 10月13日(日)・14日(月)開催

 医療は我々にとって身近な存在で、話題に尽きないものである。再生医療やAIを駆使した医療システムなど、昨今大注目の最新医療もメディアで取り上げられるようになってきた。ところが、医療に携わる人々が普段どのような活動をしているのかあまり知られていないのが現状だ。医学生の持つ知識を、市民の人々が普段の生活で実感することは少ないのではないだろうか。

 しかし今年、我々はそのような現代の医療の実態に一挙に触れることができる。それが、本学星陵キャンパスで開催される医学祭である。


医療が結ぶ地域の輪

 医学祭は3年に一度開催され、今回で24回目を迎える。今回のテーマは「医療が結ぶ地域の輪」。幅広い年齢層の人々が医学祭を訪れ、医療や健康に興味を持ってもらうことをコンセプトとして掲げている。

 医療という分野一つでも、今回の医学祭では企画が盛りだくさんである。東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)では昨今話題となっているビッグデータやゲノム医療など、最新の研究について展示される。なお、本機構は本学全体の目標である「未来型医療」の総本山で、東日本大震災の復興に取り組むべく設立された組織であり、多くの関心が寄せられている。

 来場者が体験できる実験にもバリエーションがある。自分の細胞を顕微鏡でのぞいたり、DNAを肉眼で見てみたりと、大人から子どもまで楽しめる企画になっている。

 他にも、歯学部のサークル「歯科医療研究会」は口の内にまつわる講習会を開く。これは医学祭唯一の歯学系の企画である。

 前回の医学祭で好評だった企画も行われる。その一つが講演会で、学外の医療従事者や医学の研究者が招かれ、最新の研究や現代医療の在り方について語る。さらに学内の専門家が講師として特別講義を行い、本学で取り組んでいる研究について話す。

 前回よりパワーアップした企画もある。前回は医学部の学生と話すブースのみが設けられていたが、今回は普段の生活や医学に関する海外留学などについての講演も行われるという。特に医学系に興味を持っている高校生や中学生は必聴だ。

 なお、他にもさまざまな企画が予定されている。当日はクイズラリーが実施され、会場内をあちこち歩き回り知識を蓄えながら景品を手に入れることができる。

 我々にとって切っても切れない存在である医療とはどのようなものか体験しながら学べる医学祭。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 医学祭は10月13日と14日の両日10時から本学星陵キャンパスで開催。医学祭に関する最新の情報は医学祭実行委員会のツイッター(@TohokuMedFes )、フェイスブック(https://www.facebook.com/TohokuMedFes/)でチェックできる。
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