【七大戦2019】学友会柔道部 ~4年生に捧げる優勝~
https://ton-press.blogspot.com/2019/10/judo-seven.html
七大戦柔道競技が、7月6日から7日にかけて福岡武道館で行われ、本学学友会柔道部が大阪大柔道部と同時優勝を遂げた。本学柔道部主将の本間飛鳥さん(理・3)に、柔道部の活動や七大戦における試合の展開、今後の目標などを伺った。
柔道部の普段の練習は、川内サブアリーナ棟3階の柔道場で、週6回を基本に行われている。練習内容は部員がほとんど決めており、上級生が主体となり、下級生に技術を指導している。練習後の研究によって、技術的な疑問を部内で解決できる体制も部の強みだ。
七大戦における柔道競技は、一般的な柔道と大きく異なるルールを採用しており、一般に「七帝柔道」と呼ばれている。寝技への引き込みが認められることや、寝技で「待て」がかからないことが特徴で、試合は15対15の勝ち抜き戦で行われる。試合では、個々の選手が、相手選手を次々に勝ち抜く「抜き役」と徹底的に引き分けを狙う「分け役」の役割をそれぞれ担う。柔道部もこのルールの下で、普段から練習に取り組んでいる。
今回の七大戦に臨んだ心境について、本間さんは「4年生のためにも優勝しか考えていなかった」と言う。七大戦では分け役の活躍が重要であるため、守りを重視した「堅い柔道」に徹することができるかが焦点だったとも説明した。
柔道部の普段の練習は、川内サブアリーナ棟3階の柔道場で、週6回を基本に行われている。練習内容は部員がほとんど決めており、上級生が主体となり、下級生に技術を指導している。練習後の研究によって、技術的な疑問を部内で解決できる体制も部の強みだ。
七大戦における柔道競技は、一般的な柔道と大きく異なるルールを採用しており、一般に「七帝柔道」と呼ばれている。寝技への引き込みが認められることや、寝技で「待て」がかからないことが特徴で、試合は15対15の勝ち抜き戦で行われる。試合では、個々の選手が、相手選手を次々に勝ち抜く「抜き役」と徹底的に引き分けを狙う「分け役」の役割をそれぞれ担う。柔道部もこのルールの下で、普段から練習に取り組んでいる。
今回の七大戦に臨んだ心境について、本間さんは「4年生のためにも優勝しか考えていなかった」と言う。七大戦では分け役の活躍が重要であるため、守りを重視した「堅い柔道」に徹することができるかが焦点だったとも説明した。
一回戦の相手は、強力な抜き役を擁する名古屋大。相手の抜き役に対して、分け役を分散させる布陣で対応し、勝利を収めた。
続く準決勝では東大と対戦。フィジカルを強化して今大会に臨んだという東大を相手に、拮抗した試合が展開されたが、1人残しで勝利をつかんだ。
決勝では、前回の七大戦で代表戦の末に抽選にまで及んだ大阪大を迎えた。気が抜けない一進一退の攻防が続き、ついには代表戦に突入。試合時間は4時間に及び、代表戦も7回まで行われたものの決着は付かず、大会は異例の2校同時優勝で幕を閉じた。
七大戦でひときわ長い歴史をもつこの大会においても、2校同時優勝は22大会ぶりだ。七大戦を終えての思いを本間さんに尋ねると、「先輩たちが優勝という形で引退できることがうれしい。ただ、あの時こうしていれば勝ち切れたのかもしれない、という後悔もある」と話した。
七大戦終了後、4年生が引退して新体制が始まった柔道部では、新たな戦力の育成が課題となる。「主将としてではなく、部員と同じ目線で柔道に取り組みたい」と本間さんは意気込みを語った。