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【七大戦2019】15回目の総合優勝 ~歴史に残る逆転劇~

 第58回七大学総合体育大会(七大戦)は本学が223.5ポイントを獲得し、3年連続の総合優勝を果たした。これで本学の総合優勝は15回となり、京都大を抜き、単独での最多優勝となった。

 ここで、過去の七大戦の歴史を振り返ってみたい。本学が七大戦で初優勝を果たしたのは、1967年の第6回大会。大会を主催する主管校は本学だった。優勝した競技は、航空、ハンドボール、剣道など全12競技。2位の東大に20点以上の差をつけての優勝となった。


 第6回大会を含め本学が力を発揮するのは、主管校としての大会である。特に、女子ラクロス、相撲、馬術など、全11競技で優勝し、歴代最高得点の231ポイントを獲得した2015年の第54回大会は記憶に新しい。本学が主管校だった過去7回の七大戦は全て本学が優勝した。また、七大学の中で過去に一度も「主管破り」をされていないのは、本学のみである。


 一方で、本学は今大会を含む計8回の「主管破り」を達成している。今大会での総合優勝は、13年から15年以来2度目の3連覇であり、近年の七大戦における本学の強さがうかがえる。


 今大会は冬季競技こそ6位と振るわず、トップと最大で30ポイント差までついたが、少しずつ追い上げ、最終競技である卓球競技のアベック優勝により、本学がわずか1.5ポイント差で大阪大を上回るという、劇的な逆転優勝となった。七大戦に新たな歴史を刻んだ第58回大会。前人未踏の4連覇に向けて、第59回大会にも期待がかかる。
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