【告知・ネット限定】冬彩る 音のレストラン ~MUSICA 28日に演奏会~
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本学エレクトーンサークルMUSICAが、今月28日に「Winter Concert2019 〜演奏の多い料理店〜」を仙台市戦災復興記念館で開催する。代表の蒔苗直哉さん(文・3)に、コンサートに向けての意気込みや聴きどころなどを伺った。
今回のコンサートのコンセプトは「レストラン」。演奏する曲を「料理」に見立てて来場者に提供するという形式をとる。演奏者を料理人風に紹介したり、演奏曲の雰囲気を味覚を使って表現したりするなど、「レストラン」らしさを追求した演出を行うという。
工夫が施されているのは、曲に関係することだけではない。コンサートの中では、エレクトーンの演奏をBGMに、レストランで起こることを部員がコミカルに演じるミニドラマも披露される。演奏以外でも来場者に楽しんでもらえるような工夫を多く施すことで、コンサート自体を一つの作品として楽しめるようになっている。
コンサートの最大の聴き所は、『天気の子』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』といった映画のメドレー曲だ。蒔苗さんは「人によって曲の好みは当然あるだろうし、知らない曲や聴いたことのある曲までさまざまでしょう。それでも、メドレーであれば、いろいろなジャンルから曲を組み合わせて演奏できるので、より多くのお客さんに楽しんでもらえると思います」と語る。
曲の演奏方式は3、4人からなるアンサンブルが基本だ。部員自らが「演奏したい」と思った曲を提案し、アンサンブルを組む仲間を探す。各自がやりたい曲を選ぶため、より練習に力が入るのだという。
コンサートに向けて蒔苗さんは「今年でMUSICAは20周年を迎えました。このような節目に立ち会えるのは特別なことだと思います。関わってくれるたくさんの人への感謝の気持ちを込めて演奏したいです」と語る。蒔苗さんはエレクトーンを弾き始めて今年で3年目だ。今回のコンサートではアンサンブルのリーダーと同時に、コンサート代表も務めているため、いろいろなことがきちんと形になるかという不安も大きいが「自分にできることをやるのがすごく楽しみ。それに、一緒に演奏する仲間がたくさんいるからきっとコンサートは成功すると思う」と仲間への信頼を見せた。