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【応援号2021】先輩受験生に学べ! ~あるあるからみる東北大入試~

 2月25日、26日、3月12日は本学の一般選抜入学試験の日である。受験生の中には入学試験というものを想像できず、不安になる人もいることだろう。そこで本学の学生に入試あるあるを聞いてみた。


 試験前の入試あるあるで一番よく聞かれたのは急に神仏にすがり出すというものである。普段特に信仰している宗教がなくとも、受験会場にお守りを持っていったり、寺社へ祈りに行ったりした人は多いのではないだろうか。似たものとして受験前、急に善行をして徳を積むというような声もあった。同様に多かった声は周りの受験生が軒並み自分より賢く見えるというものだ。これに対し、わざと見栄を張ってけん制していた、ランウェイを歩くつもりで堂々とした態度を貫いたなどの作戦をとった学生もいるようだ。また、県外から受験にきた学生にとっては、地元の高校生らによる集団を目にして肩身が狭い思いをする、ということもよくあることだという。次いで多かったのは持ち物チェックを何度も繰り返すという声だ。受験票や消しゴムなど、小さい物ほどその傾向が強くなるようだ。結果、不安で荷物が多くなるというのもよく聞くあるあるだが、試験会場はそれほど広くないので置き場所に困ることも注意したいところである。


 続いて試験中の入試あるある。よく聞かれたのは根拠のない自信が溢れてくるというものだ。開き直って堂々と受験できるのは受験生にとって悪くはないだろう。ただし、その自信は決まってあてにならないのもあるあるの模様。同様に多かったのは、他人のページをめくる音や鉛筆の紙に触れる音が気になってしまうというものである。先ほどのあるあるとは反対の意見だが、つい神経質になって焦ってしまう受験生の心理がうかがえる。次いで多かったのはお腹の調子を崩しがちというものである。緊張するとお腹が鳴ったり痛くなったりするが、それが起こるのは試験直前または試験中に限るというところが受験生を困らせるポイントのようだ。


 そして試験の間の休憩時間にまつわるあるあるの声も集まった。一つは友人と答え合わせをするというもの。これは地元の学校出身者にありがちなようだが、答え合わせをするつもりがなくとも周囲の声が耳に入ってしまうことはよくある。しかし答えが人と違う場合不安になることは間違いないので、会場での答え合わせはしないほうが無難である。また休憩中の換気が寒すぎるという声も挙がった。本記事は昨年度と一昨年度の受験生を主な対象として集めた入試あるあるだが、今年度は新型コロナウイルスが流行した影響で換気の頻度がより多くなることが予想されるため、防寒具やカイロなどの対策は必須である。


 学部特有の入試あるあるも聞くことができた。理系学生のあるあるは、理科の解答用紙を回収する時間が長すぎるというもの。確認の時間を含め40分ほどかかるといい、「苦行」と形容する学生もいた。また同じく理系学生の声で、男女の比率の偏りが激しいというものがあった。当然トイレの混みやすさが違うため苦労したという。男女の比率の差が大きい学部を受験する生徒は注意しておいたほうがよいだろう。


 他に当時持参した菓子を見るたび入試を思い出す、たまに面白い髪型の受験生がいる、チラシを代わりに落として験担ぎするなどユニークなあるあるも集まった。今年はイレギュラーなことも多いが、受験生には先輩の入試あるあるを参考に頑張ってもらいたい。

入試関連情報 1594260255954367158
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