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【応援号2021】受験に挑むあなたへ ~自分自身を信じよう~

 この記事に目を通している皆さんは、きっと本学の前期入試を目前に控えた受験生であろう。自信に満ち溢れている人もいれば、緊張や不安でいっぱいの人もいると思う。本番までの残りわずかな時間、参考書や英単語帳を開いて勉強するのも有意義だが、少し時間を貸してもらえるのなら、筆者の前期入試にまつわる思い出話を聞いてほしい。受験生の皆さんの気晴らしになれば幸いだ。



今から2年前、前期入試1日目の前夜。筆者はホテルの一室で、タブレット菓子を食べながら赤本の解説文を読んでいた。諦めて机を離れた頃には23時を過ぎており、焦りを感じながら布団へ。翌日は朝6時の起床を予定していたものの、全く眠気が襲ってこない。普段どうやって寝ていたっけ、などと考えていると、突然腹痛が襲いかかってきた。どうやらタブレット菓子の食べ過ぎが良くなかったようだ。腹痛との戦いはしばらく続き、布団にくるまって震えているうちに日付をまたいでしまった。迎えた翌日、筆者は寝不足でぼんやりした気分のまま試験会場へ向かうこととなった。 

  

この哀れなエピソードから得られる教訓は二つだ。食べ慣れていない飲食物の摂取を避けることと、試験の前日は勉強を早々に切り上げて就寝すること。受験生の皆さんには、ぜひ心がけてほしい。


試験当日、なんとか集中力を取り戻した筆者は、思ったよりも緊張していない自分に気がついた。周りの受験生は皆とても賢そうに見え、不安や焦りが押し寄せてもおかしくはないのに、やけに穏やかな気分だった。振り返ってみれば、これまでの長い受験勉強の日々がもう少しで終わる、という解放感に似たものを感じていたのだろう。試験の最中に解放感を覚えるというのはいささか狂気的だが、案外その発想は皆さんの役に立つかもしれない。つまり、あと2日間頑張らなければという焦燥感を、あと2日間だけ頑張ればいい、という発想に転換するのだ。たった2日間の辛抱。これまで積み重ねた知識を答案用紙にぶつけて終わりである。


今、受験生の皆さんの表情はさまざまだろう。しかし、合格を勝ち取った先には、きっと満面の笑みを浮かべるあなたがいるに違いない。これから2日間、神でも仏でもなく、自分自身を信じて試験に挑んできてほしい。

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